頑張る40代!plus

2006年09月03日(日) 明るい兆し(後)

7月16日にぼくは会社を辞めたのだが、有給休暇を利用したので、会社には6月1日から行ってない。
ということで、実質的には6月1日で会社を辞めたことになる。
それ以来家にいるわけだ。

しかし、家にいる、つまり失業中だからと言って、気分がめいったり、焦ったりという暗い生活を送ってはいない。
そうならないために、あることを続けているからだ。
それは何かというと、「魔法の言葉」を唱えることである。

6月1日、会社に行かなくなった初日に、ぼくは本屋に行ったのだが、その時ある本を見つけた。
それは『ツキを呼ぶ「魔法の言葉」』という本だった。
読んでみると、ある魔法の言葉を唱えると、人生がガラリと変わるといったことが書いてある。
その言葉とは、「ありがとう」「感謝します」「ツイてる」である。
これを口癖になるくらい口にしろということだった。

さっそくそれを買って帰ったのだが、それを読んでいて、ふと「そういえば、昔そういう言葉を口にしていたことがある」ということを思い出した。
それは「大丈夫」という言葉だった。
この言葉は、人に教えてもらったものではない。
20年近く前に、ひどく落ち込んでいた時期があったのだが、その時自分の腹の底から沸いてきた言葉である。
それでその言葉に力があると感じたぼくは、例の延命十句観音経とセットでずっとその言葉を唱え続けた。
そのおかげで、無事に落ち込みから脱出できたのだった。

それから何年か後のこと。
たまたま見ていたテレビショッピングで、面白いものを紹介していた。
それは『大丈夫石』というものだった。
最初は何気なく見ていたのだが、「大丈夫」という言葉に触れたとたん、つい引きこまれるように見てしまった。
その説明では「嫌なことがあった時や、落ち込みそうになった時に、この石を握れば効果がある」というようなことを言っていた。

それを聞いて、ぼくは「なるほど商売にすると、こうなるわけか」と思ったものだ。
元々「大丈夫」という言葉には、すごいパワーが秘められているわけだから、石は必要ないのである。
しかし、言葉は商品に出来ない。
ということで、その企業は石を利用したのだろう。

さて、話は戻るが、その『魔法の言葉』という本を読んで、ぼくは「これらの言葉に『大丈夫』を付け加えたら、万能の魔法の言葉になる」と直感したのだ。
それ以来、ずっと『大丈夫』と付け加えた『魔法の言葉』を唱えているわけだ。

特に嫌なことをイメージしそうになった時に、この言葉を口にすると、イメージは『大丈夫』の方向に引きずり込まれ、嫌なイメージを回避できる。
それが積もり積もっていくと、毎日が楽しくなってきて、将来に対する不安はまったくなくなったのだ。

そういう心の形が、いい運を呼び込みつつある。
どんな運かと問われると、ちょっと返答に困る。
なぜなら、具体的な内容がまだわかってないからである。
今言えることは、長年追い続けてきた夢が、手の届くところまでやってきているということだけだ。
が、このブログをずっと読んでくれている方には、それだけで何のことかおわかりいただけると思う。
ということで、その夢が実現すれば、当然収入もあるわけだから、車を手に入れることが出来るというわけだ。

まあ、そんな七面倒くさい言葉を唱えずに、ただ単に「車が手に入りました。感謝します」と唱えるだけでもいい。
だが、ぼくの場合、夢の実現のほうに重きを置いているから、こういう七面倒くさいと思われる『魔法の言葉』を唱えているわけである。


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