| 2006年09月04日(月) |
あの人どんな人?『堀江貴文』編 |
(1) 堀江貴文、名前の総画数は33画である。 古流だとさんずいを4画ととるので34画になるが、どう見てもこの人の運勢は33画的である。 というより、33画にもてあそばれているように思える。 小学生の頃、ぼくは初めて姓名判断に触れたのだが、その時読んだ本に「33画は『王様か死刑囚』運」だと書いてあった。 またその後読んだ本には、「一夜にしてスターになるが、一夜にして一文無しになる」と書いてあった。
そう、この33画という画数には、「いい時と悪い時が極端」だとか「一気に登り詰めるが、一気に落ちる」といった暗示があるのだ。 この画数の人が登り調子の時は、他の追随を許さないものである。 とにかく登る時の勢いはすごい。 だが、それ以上に落ちる時の勢いはすごいのだ。
近鉄買収劇で突如表舞台に登場した堀江氏が、時代の寵児ともてはやされるようになるまでに大した時間はかからなかった。 ところが、その勢いが最高潮に達した時から、没落、つまり逮捕までの時間はさらに短かった。 この経緯を見て、ぼくは「堀江、33画に遊ばれてるな」と思ったものだった。
さて、この人の名前から見える内面の性格について触れておくと、まず目立つのが執着心の強さである。 普通の人が見逃すような細かい部分にまで執着するのだ。 そのため、周りからは神経質と見られていたかもしれない。
表向きは目立ちたがり屋、尊大、大言壮語というものが見える。 だが、その根底には優柔不断さが隠れている。 というより、自分をうまく把握出来ないでいると言ったほうがいいかもしれない。 それが、彼に分不相応にも見える行動をとらせたのだろう。 案外、今日の公判で彼が一人無実を言い張ったのも、自分が客観的に見えてなかったからではないだろうか。
(2) そうそう、堀江氏のことを書いていて思い出したことがある。 こちらに『八ちゃん堂』という冷凍たこ焼きの会社があるのだが、以前そこのCMに堀江氏が出演していた。 絶頂期の頃だったから、ギャラも高かったものと思われる。 二つのバージョンがあって、そのどちらも「懐かしかー」だとか「うまかー」だとか、方言で言っていたのが印象的だった。
今年の冬に、近々最新バージョンを流すという噂が流れたが、逮捕のために流れてしまった。 それから間もなくして、新聞に『八ちゃん堂』の広告が出た。 けっこう大きなスペースを取っていたが、そこにはもうホリエモンの姿はなかった。 かといって、たこ焼きの写真が載っていたわけでもない。
じゃあ、何を載せていたのかというと、それは3文字の言葉だった。 「想定外」 苦肉の策で作ったのだろうが、けっこう地元では話題になっていた。
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