前にも書いたことがあるが、かつて極度の鬱状態に陥ったことがある。 いろいろ手を尽くしたがなかなかその状態から抜け出すことが出来なかった。 ところが、ある時ひょんなことから『延命十句観音経』というお経を知り、結局そのお経に救われることになる。 その時ぼくは、やけになって「もしこの状態から解放してくれるなら、観音経を一人でも多くの人に紹介していく」ということを誓ったのだった。 ちゃんと、願いは聞き入れられ、ぼくはすぐに立ち直ることができた。
ところが、あれから20年近くも経つのに、まったくその誓いを果たしていない。 もしかしたら、働く場を失ったり、人から中傷を受けたり、腰が痛かったり、背中が痛かったり、すぐに虫歯になったり、太ったりするのは、そのせいなのかもしれない。
まあ、そういうことはさておき、実はこの日記を書き始めた頃から、意識の奥に「いつか、しろげしんたというフィルターを通した観音経のことを書いてみたい」というものがあった。 昨年、ある人から「来年はいろんな意味で転換期になります」と言われた 手相や四柱推命を観ても、そう出ている。 ということで、転換期にあたって、その『観音経』のことを書いてみたい。
けっこう深い経典なので、まったく素人のぼくにとっては、重すぎるのかもしれない。 が、そういうことを書いていくうちに、一つの方向が見えてくることだろう。 肩に力を入れずに、そういう過程を楽しんでいくようにしていったら、案外ライフワークになるやもしれない。 これからどんどん忙しくなるので、ブログのほうもたまにしか更新できないかもしれないが、この企画だけは切らさないでいこうと思っている。
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