今月の中頃から、またウィルスメールが届くようになった。 それを受信しているメールアドレスは2ヶ月ほど前に取得したのだが、こちらが信頼しているポータルサイトにだけしか使用してないのだ。 いったいどこでそのメールアドレスが漏れたのだろうか。
こういうメールは、ホームページを起ち上げた頃から、しょっちゅう来ている。 が、それを見越して、最初からより強力なウィルスソフトを入れていたし、最近ではサーバーの方で削除してくれる便利なサービスも利用している。 また、メールソフトで、そういうメールを取り込まないようにもしている。 そのため、こちらがサーバーを覗かない限り、ほとんど目に触れることはなかった。
ところが、今回は携帯に転送設定しているメールアドレスを攻撃してきているのだ。 それでも一日一件程度なら、さほど気にはしないだろうが、これが頻繁にやってくるものだから、いい気持ちはしない。 しかも、相手は自分の顔を見せない卑怯者だから、頭にも来る。
そこでさっそく送信者を調べてみたのだが、毎回送信者のメールアドレスが違っているのだ。 わけのわからない外国のドメインであったり、使い捨てのフリーメールであったりだ。 中には有名プロバイダのメールアドレスもあるのだが、おそらくそれは架空のものか、もしくは他人のメールアドレスを悪用したものだろう。
さて、そういうことで、ウィルスメールが頻繁に来るようになってから、すぐに対策を立てた。 まず、メールアドレスが公開されている可能性のあるところは、すべて解約した。 今回は、おそらくこういうところからメールアドレスがわかったと思われるからだ。 次に、こちらからメールを送らない。 もらった人には悪いのだが、迷惑がかかってはいけないので、あえて返事を出さなかった。 また、そのメールアドレスで登録しているところは、すべて他のメールアドレスに変更した。 そういったことをやって、ほとぼりが冷めるのを待つことにしたのだ。
ところが今日、最悪の事態が起きてしまった。 出した覚えのないところから、“送信メールエラー”の通知が来たのだ。 出した覚えがないのに“送信メールエラー”通知が来るということは、すなわち、誰かがそのメールアドレスを使用しているということである。 その“送信メールエラー”の本文を読んでみると、『相手先ホストの都合により送信できませんでした』と書いてある。 つまり、受取り拒否されたということである。 おそらく、ぼくのメールアドレスを悪用して、ウィルスメールを送りつけたのだろう。
そこでようやく見切りを付けた。 このまま放っておいたら、そのメールアドレスは悪用され続けるばかりだ。 そのために非難を浴びたり、疑われたりするのも嫌である。 ということで、今日そのメールアドレスを解約することにした。 使い始めてまだ2ヶ月、しかもそのメールアドレスでは一度しかメールを送っていない。 これから大いに活用しようと思っていたのに残念ではあるが、しかたない。 しばらくメール登録はしないことにする。
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