頑張る40代!plus

2005年09月03日(土) 車検

昨日、車検に出していた愛車が、3日ぶりに戻ってきた。
そのため、代車生活を強いられたわけだ。
毎回車検のたびに代車を借りているのだが、今回の代車は、これまでのどの車よりも小さく乗りにくかった。
普段は、体の大きなぼくに合わせて普通車を用意してくれるのだが、今回はあいにく軽しかないということだった。

カーショップの人からその旨の連絡を受けた時、「軽ですか…」と思わず言ってしまった。
「他の車は都合つかないんですかねえ?」
「あいにく代車は、全部出払っていて、これしか都合つかないんですよ」
「そうなんですか…」
ない物をねだってもしょうがない。
そこで渋々軽で我慢することにした。

ところが、その代車を見た時に唖然としてしまった。
軽だというので、てっきりワゴンRのような車を想像していたのだが、目の前にあるのは、免許取り立ての女の子が乗りそうな小さな軽だった。
おかげで、代車生活の3日間は、かなりきつい思いをさせられたものだった。

想像以上に、中は狭く感じた。
ぼくの愛車がRV車なので、なおさらそう感じたのだろうが、天井は低いし、座席の幅は狭い。
この空間の狭さになかなか慣れないのだ。
しかも運転しづらい。
アクセルとブレーキの間隔が極端に狭いのだ。
足の大きなぼくにとって、この間隔の狭さはプレッシャーになった。
とにかくアクセルを踏もうとすると、ブレーキまでいっしょに踏んでしまいかねないのだ。
そのため、アクセルを踏む時は、右膝をドアにつけた状態にして踏み、ブレーキを踏む時は、右膝を左膝につけた状態で踏んでいた。
つまり、アクセルを踏む時はガニ股座りで、ブレーキを踏む時はオカマ座りになっていたということだ。

また、ハンドルの遊びが極端に少なく、いつもの感覚でやると、すぐに車がふらつく。
さらに、力が弱く、スピードが出ないときている。
特に坂道では、スピードが極端に落ちてしまうのだ。
そのため、坂道になると、いつも後ろの車から煽られてばかりいた。

ということで、愛車が戻ってきた時は、ホッとした。
これでプレッシャーを感じることなく車を運転できるし、他の車から煽られることもないのだ。

ところが、そのホッとした気持ちもつかの間だった。
カーショップの人が、今回の車検の説明をするたびにまたプレッシャーがかかってきた。
「ブレーキが壊れかかってました」、「タイヤもおかしかったです」、「エアコンもだめでした」とやられる。
最後に、「これにリサイクル料が加わります」と言って算出した請求額は、何と22万円だった。
「えーっ、そんなにかかったんですか?」
「ええ、10年近くも乗っていると、いろんな箇所が悪くなってくるんですよ」
「そうなんですか…」
当初ぼくは、前回が13万円超だったので、それにリサイクル料を合わせた15万円を用意していた。
7万円のオーバー、これは大きい。
何せギターを買ったばかりである。
どうやって都合をつけようか?
いっそギターを持って、質屋にでも走るか。


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