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2005年04月23日(土) ぼくの食生活(上)

つい3ヶ月くらい前までは、晩食といえば酒とつまみだけだった。
もちろんダイエットの意味もあったが、疲れのために体があまり量を受け付けなかったのだ。
ところが最近は、それに加えてご飯を1杯だけ食べるようになった。
おかず類は、今までどおり酒のつまみとして全部平らげてしまう。
そのため、ご飯のおかずは別に用意している。

その一つが『ごはんですよ』である。
東京にいた頃、ぼくは自炊していたのだが、それは最初の頃だけで、だんだん料理するのが面倒になってきて、インスタントラーメン以外は作らなくなった。
そんな中『ごはんですよ』は、ご飯を炊いた日に食べていた。
もちろんそういう日にはラーメンを作らない。
ラーメン以外は作らないのだから、当然他におかずはない。
そう、つまりご飯と『ごはんですよ』だけを食べていたのだ。
しかし、これだけで充分だった。
その頃の食事は質よりも量、つまり栄養よりも空腹を癒すために食べていたのだからだ。
ということで、その頃のぼくは、『ごはんですよ』とお茶だけでご飯を軽く三杯は食べていた。
まあ、酒さえ飲むことがなければ、今でもそのくらいは食べられるだろう。
だが、あえてそれはしない。
もちろん、太るからである。

もう一つが『きゅうりのキューちゃん』である。
1ヶ月ほど前に母が買っていたものをもらったのだ。
『キューちゃん』なんて小学校以来食べたこともなく、その存在すら忘れていたのだが、食べてみるとこれがおいしい。
こんなにおいしいものを、どうして今まで食べなかったのだろうと後悔したくらいだ。
『ごはんですよ』はご飯三杯だが、これだと五杯は食べられるだろう。
なぜなら、甘味がないからだ。

以上の二品を、ご飯一杯のおかずとして食べるわけである。
しかし、ぼくはこの二品を同時に食べることはしない。
ちゃんと食べる順番を決めているのだ。
まず最初に食べるのは『ごはんですよ』で、これは白ご飯に合うからだ。
これで茶碗の半分くらいのご飯を食べ、その次に『キューちゃん』を食べる。
なぜそうするかというと、『キューちゃん』をもっとおいしい食べる方法があるからだ。
もちろん『キューちゃん』も白ご飯には合う。
だが、玉子かけご飯といっしょに食べると、さらに合うのだ。

それなら最初からご飯に玉子をかけて『キューちゃん』を食べればいいじゃないか、と思う方もいるだろう。
が、ぼくはそれをしない。
なぜなら、ぼくには玉子かけご飯へのこだわりがあるからだ。
そのこだわりとは、玉子がジュクジュクしてないと嫌だということだ。


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