| 2005年04月10日(日) |
反日デモだと?どんどんやって下さい |
昨日は北京で一万人の反日デモ、今日は広東省で3万人の反日デモ、あいかわらず暇な国である。 そんな暇があったら、『MADE IN CHINA』の質を高める努力をするべきだろ? 今日も商品クレームを受けたじゃないか! 中国製品の件で、お客さんからお叱りを受けるのは、もうこりごりだ。
しかし、不思議なことに、今回のデモのニュースを聞いても、昔のような憤りを感じなくなった。 つまり、「ふざけるな!」とか「いいかげんにしろ!」とかいう気持ちにならないということだ。 それどころか、逆に「どんどんやって下さい」という気持ちになっている。
韓国にしてもそうだが、こういう反日デモというものは、なにか悪徳金融業者の取り立てに似ている。 玄関先で「ご町内のみなさーん。ここの家の人はですねー、借りた金を返してくれないんですよー」と声を荒げて吠えている嫌がらせと何ら変わらないのだ。 事情はどうあれ、嫌がらせを受けたほうが世間から同情を買うように、きっと世界中(もちろん半島2国を除く)の人たちが、日本に同情してくれるだろう。 だから、声を荒げるだけ荒げさせればいいのだ。 また、政府は、そうなるように仕向けていくべきだ。 そして、中国の悪徳業者ぶりを、世界に向けて存分にアピールするのだ。 きっと中国は世界中の人から、『MADE IN CHINA』と同様に、人間性をも疑われることになるだろう。
さて、それでもって出てくるのが、例の『日中友好』である。 これは、中国の日本に対するいじめである。 いじめをやっている者にかぎって、他人にばれないようにするために、人前ではいかにも仲のいい『友だち』であるかのように見せたがるものだ。 例えば、いじめの現場を先生に見つかった時にする言い訳の多くは、「いやー、ちょっとふざけてただけですよー。いじめ?そんなことするわけないじゃないですかー。ぼくたち友だちなのにー」らしい。 そして、いじめている相手に「そうだよな!」と念押しする。 気の弱いいじめられっ子は、先生の「そうなのか?」という質問に対し、「はい、そうです」と答える。
これまで中国は日本に対し生かさず殺さず、チクチクとそういういじめをやってきた。 それで、いったい誰に対して友だち面をしてきたのかというと、他でもない日本人にである。 「日本人は、かけがえのない友だちです」 この言葉に、我々日本人は何度騙されたことだろう。 そのたびに、悪いのは他でもない、政府だ、官僚だとやってきたわけだ。 しかし、いくら人のいい日本人といえども、もうこれ以上『日中友好』という言葉に関わってはならない。 なぜなら、彼らは友だちではないからだ。
さて先日、台湾から靖国参拝の一行がやってきた。 意味のない反日デモを繰り返す隣人たちがいるかと思えば、こういうありがたい隣人もいるのだ。 そのどちらが本当の友だちだろうか? 我々日本人は、そろそろそれに気づいていい頃だと思う。
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