頑張る40代!plus

2005年04月09日(土) オムニバス

【今日は焼酎が飲めない(at5:13PM)】
「あっ、しまった!焼酎を買わなければならなかった」
朝、ポケットを探ってみると、千円札が3枚入っていた。
歯医者に行く時、その日の治療費がいくらかかるかわからないので、とりあえず予想される上限の額5千円を、家の前の銀行でおろして行っている。
3千円というのは、その5千円から昨日の治療費を引いた残りである。
普段お金を持ち歩かないぼくにとっては、3千円も重たく感じる。
このままポケットに入れていたら、きっとその重さに耐えかねて遣ってしまうだろう。
3千円といえども、今のぼくには貴重な歯の治療費なのだ。
ということで、さっそく店のキャッシュコーナーで預け入れることにした。

残ったお金は、小銭入れに入っていた700円程度だった。
これで週刊誌を2冊買い、ジュースを1缶買ったので、今手元には4円しか残ってない。
ま、他に買うものもないから4円でもよしとしよう、と思った矢先に、焼酎のことを思い出したのだ。
今日はあいにくの土曜日。
キャッシュコーナーの利用は午後5時までである。
で、今の時間はというと、午後5時13分。
今日は焼酎が飲めない。


【桜の奴は、もう散り始めやがった】
ぼくの部屋の窓の下には公園がある。
さほど多くない樹木が、四季折々を彩り、年中飽きのこない風景を展開してくれている。
そういう飽きのこない風景の一つである桜の花が、窓の下に見えたのは一昨日のことだった。
それまでの緑のみの風景が、一変してピンク色に染まったのだ。

桜の花が咲くということは、冬が完全に去って行ったということ。
ということは、いよいよ春本番である。
と思っていたら、いきなり暑くなった。
冬の次にやってきたのは春ではなく、初夏だったのだ。
そのせいかどうかは知らないが、桜の花が早くも散り始めた。
せっかく、今年こそはいい写真を撮ろうと思っていたのに。
春は何をやってるんだ、春は。
初夏に乗っ取られやがって。
この根性なしが!


【北九州地区の方、気をつけてください】
うちの実家の団地内に、一人暮らしのばあさんが住んでいる。
昨日のことだった。
ばあさんの家に、来客があった。
「ピンポーン」
「はい、どちら様ですか?」
「水道局の者ですが」
男の声である。
「どういったご用件ですか?」
「水道の点検に来ました」
ばあさんは『そんなことを頼んだ覚えはないけど…』と思いながらもドアを開けた。
すると男は、ばあさんには目もくれず、勝手に上がり込んで、キッチンのほうに歩いて行った。
そして、蛇口を見るなり、
「何でこんな浄水器なんか付けとるんかっ!」
といきなり怒鳴りだしたという。
そしてさんざん文句を帰って行ったらしい。

ばあさんは、いちおう「水道局の人なら、身分証明書を見せてほしい」と言ったが、男はそのことには答えずに、文句ばかり言っていたという。

ばあさんは、そのあと母のところに来て、その話をしたそうだ。
「奥さんのところには来んかった?」
「いいえ、うちは来てませんよ」
「そう…」
「何で、出て行ってくれと言わんかったんですか?」
「だって、怖かったから…」
他の人にも聞いてみたが、誰もそんな人は来てないという。
来たのは、ばあさんの家だけだったらしい。

新手の詐欺か?
はたまた、強盗か?
まあ、大事には至らなかったものの、これだけでも不法侵入罪である。
北九州地区の方、気をつけてください。


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