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2005年02月10日(木) この痛みをどうにかしなければ(上)

ここ数ヶ月、歯のほうに気を取られて、他の箇所に痛みがあることを忘れていた。
いや、その箇所に痛みを覚えないので、痛みは治ったと思っていた。
痛みがなくなるのは結構なことで、これで歯さえ治ったら万全で、痛みがないというだけで、将来に明るい希望が見えてくるから不思議なものである。
ところが、その箇所は治ったわけではなかったのだった。

その問題の箇所のひとつは、腰である。
高校時代、ひょんなことから腰を痛め、それが完治しないままに、激しい運動をしていた。
さらにその後、わざわざ腰をいじめるような職業に就いたのだった。
そう、ぼくにとって、腰は爆弾なのである。
そのため、ストレッチをやったり、温めたり、マッサージしたりと、腰のケアには余念がない。
おかげで、ここまで何とか深刻な状況からは免れている。
が、何をやってもだめな時はだめで、それほど腰に負担がかかるようなことをやってなくても、突然痛くなることがあるのだ。
だいたいそれは、半年に一度やってくる。

ここ最近では、昨年の3月にそれがやってきた。
その時は、尻から腰にかけて、ファンヒーターの風を当てて、何時間も温めていた。
それで何とか痛みは治まった。
その後、以前にも増して入念にケアをやったおかげで、ここ半年は来てない。
それで、何とか腰痛地獄からは逃れられたと思ったものだ。
しかし、それは勘違いだった。
その証拠に、足がしびれたり、ひざの裏が痛かったりと、腰痛から来る諸症状が最近出始めたのだ。
腰痛が出なかったのは、きっと歯に痛みを奪われていたからだと思っている。

もうひとつは肩である。
肩の痛みについては昨年の日記で何度も紹介しているが、いわゆる五十肩で、肩を上げると痛みが走るのだ。
最初にそれに気がついたときは、ショックだった。
四十肩には何度かなったことがあるが、だいたい1週間くらいで痛みは治まっていた。
が、今回はいつまでたってもその痛みが取れないのだ。
いや、肩がまったく上がらないといった表だった症状は、いつものように1週間くらいで消えたのだが、ある特定の動きをすると鋭い痛みが走るのだ。
その特定の動きというのは、いつも同じ動きなのではない。
痛みのポジションがそのつど変わるから、昨日痛かったところが今日は大丈夫で、逆に痛くなかったところが今日痛くなっているということになる。
それゆえに難儀したものだ。


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