| 2005年02月11日(金) |
この痛みをどうにかしなければ(下) |
ところが、秋頃から、その痛みを感じなくなった。 いくつかの動きをやってみたのだが、それでも痛みは走らない。 そのため、これでようやく治ったかと思ったものだった。 しかし、そうではなかった。 ごく最近、そのことがわかったのだ。
先日のこと。 家に帰ってテレビをつけると、たまたまテレビでその五十肩の特集をやっていた。 そこで五十肩予防に有効な腕回しなんかをやっていた。 「そういえば、最近は肩の痛みを感じない。そろそろ一年たつから、もう治ったのかもしれん」 そう思って、その腕回しをやってみることにした。 その腕回し運動とは、腕を折り曲げ、手を肩に当てた状態で回す運動なのだが、まずその腕曲げでつまずいてしまった。 腕を曲げると、急に肩に痛みが走ったのだ。 そのため、腕が充分に曲がらない。 それでも我慢して腕を曲げたのだが、今度は手が肩につかない。 しかたなく、中途半端に腕を曲げた状態で腕回しをした。 肩がゴキゴキ鳴り、そのつど痛く、円運動のはずが直線運動になってしまった。
愕然とした。 治ったと思ったのは、勘違いだったのだ。 きっと歯に痛みを奪われていたせいで、肩の痛みに意識が行かなかったのだろう。 それに加えて、その間は、痛みのポジションを刺激するような動きをしなかったのだと思う。
テレビではまるでぼくを慰めるかのように、「無理しないでこれをや続けてやっていると、次第によくなりますよ」などと、のんきなことを言っていた。 しかし、ぼくはすぐに治らなければ嫌なのだ。 ということで、歯医者が終わったら、整体院とか整骨院とかいった診療所に通おうと思ったのだった。
で、どの診療所に行くかを、いろいろな人に聞いたり、ネットで調べたりした結果、いいところがいくつか見つかった。 すべてに行くわけにはいかないから、まず保険の効く整骨院に行くことにする。 幸い、家の近くに整骨院が出来ることになっているのだ。 3月頃の開業ということだ。 ちょうどその頃歯医者が終わる予定だから、都合がいい。
そこでだめなら、今通っている歯医者の近くに、評判のいい整体院があるので、そこに行こうと思っている。 スポーツ整体の権威らしい。 案外、肩なんか一発で治るかもしれない。 が、こればかりは行ってみないとわからない。 それでもだめなら、ちょっと遠くなるが、郊外にいい整体院があると聞いているので、そこを訪ねて行くことにする。
とにかく自分の体が思うように動かないと、仕事に差し支えが出てくるのだ。 販売業とはいうものの、実質は過酷な肉体労働なのだから。
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