| 2004年04月12日(月) |
生活習慣改善フォローアップ健診 |
明日、健康診断がある。 毎年9月に、定期的に行っているのだが、今回のそれは正規のものではなく、『生活習慣改善フォローアップ健診』という、長ったらしい名前の健康診断である。 これは再検査ではなく、定期の健康診断後に、どれだけ健康に関心を持ち、どれだけ改善に取り組んだかを調べるものだ。 例えば、ぼくの場合、定期の健康診断で、尿酸値が若干高いという結果が出ていたが、その結果に対し、それをどう受け止め、どう生活習慣を改善したかというのを、数値と軽い問診で調べるのだ。 要は、各自に健康数値という目標を持たせ、そこに目を向けさせた上で、ちゃっかり儲けようという健康センターの姑息な作戦である。
正直、迷惑な話である。 不摂生している人ならともかくも、ぼくは自分の健康には人一倍気を遣っているつもりだ。 なぜなら、病気になったりすると大嫌いな病院に行かなくてはならないからだ。 そこでもし入院することになったとしたら、この日記が書けなくななってしまう。 ぼくにとってこの日記は、すでに生活習慣になっているのだ。 いつも「今日の日記は何を書こうか?」なんて思っているし、晩飯のあとは体が自然にパソコンの前に向かうようになっている。 更新が遅れることはあるが、休もうなんて思ってはいない。 もし休むようなことになったら、心身のバランスを失い、それこそ病気になるだろう。
ところで、その尿酸値だが、前々回よりは下がっているのだ。 そのために、ぼくは尿酸値に影響のあるビールをやめ、焼酎や日本酒中心の生活に変えた。 さらに前回の健康診断以降は、毎朝青汁を飲み、毎晩黒酢を飲み、さらに寝る前には体操までやっている。 おかげで体重は6キロ下がり、腹回りの脂肪もかなり減ったのだ。 日記に、肩が痛いだの腰が痛いだの書いてはいるものの、それらはすべて疲労や寝不足からきたものであって、決して病気からきているものではない。
ぼくは、自分の健康は自分でちゃんと管理しているのだ。 寝不足で体調が悪くなれば、なるべく早く寝る努力をしているし、胃に痛みがあれば、なるべく胃に負担をかけないようにしている。 そういう人間に向かって、「生活を改善しましょう。出来たら、タバコもやめましょう」とは何ごとだ。
なるほどそこにいる人たちは、そういった専門の教育を受けている立派な人たちかもしれない。 が、所詮、数値でしか物事を判断できない人の集まりじゃないか。 「では、改善するためにはどうしたらいいか?」という問いには、「散歩がいいですよ」としか答えられないじゃないか。
健康の真の目的は、数値を標準にするのではなく、長生きすることにあるはずだ。 『生活習慣改善フォローアップ健診』などという、つまらないことで貴重な時間を無駄にさせるより、長生きの秘訣でもアドバイスしろよ。
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