【日記症候群】 昨日の日記を書き終えたのは、今日の午後4時を過ぎていた。 そういうことなので、今日の日記はもういいや、という気分である。 もう十分である。 「今日はもう書けません」 と、書いて終わればいいものを、また今日は今日として書こうとしている。 前にも言ったけど、これは病気ですわい。 日記症候群とでも言ったらいいような。 そのうち 「毎日日付通りに日記を書かなくては気がすまない、こころの病。 生活習慣病の一種。 特に40代に多い」 などと医学全書に載るかもしれない。
【懐かしい人たち】 1,ラー ぼくの会社にいる女子従業員。 初期に登場していたが、最近は登場していない。 蚊トンボのようにフワフワと歩くのが特徴である。 魚目(ウオノメ)という痛い名前の小中学校に通ったために、そういう歩き方になったのかもしれない。
彼女は王監督の最大の敵である。 彼女が福岡ダイエーホークスの試合を見に行くと、だいたい負けるのだ。 たまに勝つこともあるのだが、そういう時に限って、選手が怪我をする。 1999年、秋山が西武松坂からデッドボールを受け、頬骨を骨折したことがある。 その時も彼女が応援に行っていた。 そのため、彼女が「福岡ドームに行く」というと、周りにいるホークスファンは一気に青ざめる。 以前は、周りから「ラーさん、行ってもいいけど、後ろ向きにゲートをくぐって下さい」とか、「ホークスの攻撃中は目を瞑っていて下さい」などと言われていた。 先月も、ラーは福岡ドームに行ったのだが、井口は手の甲に死球を受け退場を余儀なくされるは、試合は負けるはで、さんざんな結果となった。 最近、彼女はようやくそのことに気づいたみたいで、時折「私が行くとホークスが負ける」と口走るようになった。 しかし、あいかわらず「今度は○日に応援に行く」などと言っている。 困った人である。
2,甘栗ちゃん 初期に登場していた女子アルバイト。 ぼくが「ハイチューは甘栗から出来ている」というと、「ああ、それで歯にくっつくのか」と素直に納得し、「ねえ、知っとった? ハイチューはねえ、甘栗から出来てるんよ」と得意顔で友だちに教えていたことからこの名前が付いた。 いわゆる天然の部類に属するのだが、ある人から「甘栗ちゃんは天然ボケ?」と聞かれた時、「失礼な!天然じゃありません。地です」と答えたという。 トムとジェリーの歌を「トムとチェリー、仲良くこんにちは」と歌ったり、およげたいやき君を「毎日毎日ぼくらは鉄板の、『海』で焼かれて嫌になっちゃうよ」と歌ったり、いろいろとぼくたちを楽しませてくれた。 登場時は高校生だったが、今は一流ホテルに勤めているという。 いったい、どんな活躍をしているのだろうか?
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