| 2003年05月24日(土) |
銘酒『西の関』後編と言い訳と恋 |
【銘酒『西の関』後編】
さすがに九州内である。 注文した翌日に、『西の関』1ダースは届いた。 その日から毎日、期間にして2ヶ月でその酒を飲んだ。 途中、他の酒も飲んだりしたが、その『西の関』にかなうものはなかった。
自分を納得させる酒を見つけたせいか、その後ぼくは酒に対する興味が急速に冷めていった。 もうどうでもいい、という心境である。 たまに、コンビニやディスカウンターで『西の関』を見つけると、買って飲んでみる程度である。 今回もその流れで買ったのだが、あいかわらずこの酒は美味しい。 というより、口に合っている。
【言い訳】 今日は、朝8時に家を出なくてはならなかった。 そのため、昨夜はいつもより1時間早く寝た。 日記のほうは、6時に起きて書くことにしていたのだが、目覚めが悪く、起きたのは7時前だった。 1時間で日記を仕上げなければならない。 しかも、その限られた時間の中で、出かける準備をしなくてはならない。 洗顔・ひげ剃り・トイレ、その合間合間に日記を書いていった。 ボーっとした状態で、何とか文章を繋いでいったものの、なかなか思うような文章が書けなかった。 無情にも、時間だけがどんどん過ぎていく。 ようやく文章がたまった時、時計は7時50分を回っていた。 しかし、日記が出来たわけではなく、最後の部分で戸惑っていた。 「このままだと遅刻する」 そう思ったぼくは、奥の手を使うことにした。 そう、おなじみの『前編』『後編』の登場である。 おかげで、8時には家を出ることが出来た。
会社に行って後編の部分を考えていたのだが、後少しで終わる文章だったので、もうそれ以上のことは考えられなかった。 「文字数は、せいぜい200字前後か。こんなに短い後編は今まで書いたことがない。どうしよう?」 と、いろいろ悩んだあげく、オムニバスという手を考えた。 それがこの『言い訳』である。
【恋】 若い頃は、自分のことを一途な人間だと思っていたのだが、これまでの人生を振り返ってみると、決してそうだとは言い切れない。 かと言って、『恋多き男』とまではいかないようだ。 ま、人並みだと思っている。
恋、これほどやっかいなものはない。 昔から『恋の病』とか『惚れた病』などと言うが、はっきり言って恋とは病気なのである。 何が病気かというと、精神状態が普通ではないのである。 朝起きた時、早くもその人のことを考えている。 通学時,通勤時にも、その人のことを考えている。 授業中,仕事中といった神経をそこに集中させなければならない時にも、その人のことを考えている。 食事中も、トイレの中でも、入浴中も、いつもその人のことを考えている。 寝る前、さらに夢の中でも、その人のことを考えている。 つまり、一日の精神活動の大部分を、その人のために費やしているのである。 その結果、目はうつろになり、息は苦しくなり、胸は痛くなる。
これが今までのぼくの恋の姿だったのだが、もううんざりである。 これからは、もっと恋する自分というものを楽しむようにしていきたいと思っているのだが、どうなることやら。
|