この間、地元の西日本新聞を取り始めたことを書いたが、それだけでは飽き足らなくなり、iモードを利用して四大紙の購読を始めた。 全紙購読しても400円程度だ。 中でも毎日新聞は、たった100円で朝刊夕刊のほとんどの記事が読めてしまう。 こんなことやって、本業の新聞の販売のほうは大丈夫なんだろうか、と余計ながら思っているが、こんなお得なものはない。 また読売新聞は、巨人情報が満載なのが売りなのだが、ぼくにとってはこういうのは必要ないから、つい半額にしろと思ってしまう。
さて、そんなに新聞を購読して何をしているのか。 別に、北朝鮮情報を仕入れたいからとか、活字に飢えているからとかいう理由だけで購読しているのではない。 実は、今ぼくは文章の勉強をしているのだ。 一昨年の1月から、休まずにこの日記をつけているわけだが、最近、こんな文章表現でいいのだろうかという疑問を持つようになった。 言いたいことをうまく伝える技法というのが、他にあるんじゃないだろうかと思うようになった。 そこで、雑誌や単行本などを読みあさっていたのだが、毎日雑誌が出るわけではないし、単行本は興味のあるもの、あるいは好きな人のものしか読まない。 これでは偏りが出来てしまう。 同じ文章を毎日読もうとは思わないから、当然空きが出来る。 週刊誌でも1日で2,3誌読んでしまうから、週刊新潮と週刊文春しか読まないぼくは、6日の空きを作ってしまうことになる。 読書は1日休むと読解力が鈍ると言われているが、文章の勉強もそれと同じである。 1日やらないと、文章力も落ちてくる。 それを6日もやらないのだから、6日目にはかなり質の悪い文章をお見せすることになる。 これは問題である。。
そこで新聞を読むようにしたわけだ。 新聞なら、いろいろな人が書いた文章を毎日読める。 しかし、一紙だけだと、ここでも偏りが出来てしまう。 だから、ということで、iモードに頼ったわけである。 これだと仕事の合間に読める。 仕事が忙しく、それを読む時間がない場合は、各紙のコラムだけ読むことにしている。
それにしても、文章の勉強は久しぶりだ。 22歳の頃、一時出版会社で働いていたことがあるのだが、その時毎日新聞の内藤国夫の『インタビュー入門』という本をテキストにして勉強していた。 勉強といっても、その本を何度も読み、その文体を真似て文章を書く、といった程度のものだったが。 それで、どのくらい文章力が伸びたのかは、早々と出版会社を辞めたためにわからずじまいだった。 まあ、一応勉強したのだから、少しは伸びたとは思っている。
ということで、ここしばらくは新聞みたいな文章になるかもしれないけど、これも一つの過程だと思って目をつぶって下さい。
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