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■ ロッテリアの若者。
ロッテリアで昼食をとっていたら、若者が「自分の今後」について話しているのが聞こえた。 「サラリーマンとかいやだよ、スーツイヤだもん」 ちらりと横目で見ると、だいたい私より4つ下くらいだろうか。大学3年生くらいに見えた。 「じゃあ、大学でたらどうすんの?」 「人と違ったことがしたい」 「フリー?30位まで仕事を転々としてする?」 「どっか行きたい」 「北海道、良いらしいよ」 「マグロ漁船とか」 「マジ?オレの友だち、乗った奴いるよ。三ヶ月で90万くらいだって」 「安くね?」 そんな会話だった様に思う。 実は彼らが大学1、2年生だと言うこともわかった。 最初、これは、これは。と思った。あいまいだなあ、とも、唐突だなあ、とも思った。けれど、それは今の私だから考えられることで、当時の私だって平気でそんなことを考えたかも知れない。今、思うと、20代は怒濤のようだ。ふらふらしているヒマなんて、あんまりない。私は、一度ふらついてしまったから、それは後々の結果として痛い目に遭うだろうと覚悟している。女子に関してはあんまり感じたことないけれど、男子は20代で顔が変わると思う。それは思春期の時のように劇的なものでなくとも、今後のその人を占う良い鏡だと思う。最近、久しぶりに合う友人に、こいつ、こんな顔だったかなあ、と思うことがよくある。大学をでて4年目、そろそろ社会で経験したことが顔に反映されてくる歳なんだろう。 そうなると、彼らが言っていた30までふらふらする?という意見にはどうも賛成しかねるのだ。26、27で、これだけ顔がかわるのに、30にもなれば家庭もでき、また顔が変わってくる。もし、彼らが本当にふらふらした生活をした場合、久しぶりにあった級友の顔はどう映るんだろう。顔は、社会的地位や経験を言葉よりも辛辣に伝える気がする。 そもそも「人と違ったこと」ってなんだろう。それが「自分にしかできない仕事」なのか「それとも単にスーツを着込んで、毎日に出社。外回り、事務手続き、残業」なのか、ハッキリしない。スーツを着なくても、定時に出社しなければ行けない仕事はわりとあるし、外回りをしなくてもスーツを着なきゃ行けないのだっていくらでもある。それがハッキリ見えてきたら、ちょっと彼らも変わるだろう。けれど、そんなことだって考えないよりはずっとマシなのかもしれない。本当は、高校生の時に考えなきゃ行けないことだとも思うけれどね。まあ、スタートが遅いことも、これから就職活動なんかがやってきて、気づくと思うけれど。んで、これはなんとなくだけれど、そんなこと言っていた奴に限って、しっかりとした将来設計くんじゃうから、びっくりするけれどね、これは経験上。 マ、マ、マ。 ロッテリアで会った若者よ、10年後、良い顔になれ。
2003年11月26日(水)
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