スナックおのれ
毛。



 食べる。

夜中、こうしてHPの更新をするのが最近の日課になった。いつもは、仕事でくたくたになってから書くもんだから、眠くて仕方がない。けれど、今日は、仕事はあったものの体は軽い。明日1日休みと言うのが、私の体に余裕を作り出しているのか。どうやら、眠けとかいうのは精神的なことも関係しているらしい。
現在の時刻は夜中の2時。夕食をしっかりとたべたのにもかかわらず、突然、お腹がへって夕食の残りのサラダをたべた。それではあきたらず、今、まさにゆで卵2個を作っている。きっと、あの卵はマヨネーズか塩を振りかけられて、私の中に取り込まれる。夜中の飲食は太る、という。けれど、私は、あまり気にしない。どうせ、月曜日からの仕事で痩せると、高をくくっている。そして、なによりも、私にとって、食べることは「救い」になる。
正しくいうと、「食べられること」は私の救いだ。ストレス解消とか楽しみとか、そんなんではなくて、コイツに私は精気を与えられているような気がする。どんなに落ち込んでいても、心配事が合っても、哀しいことがあっても、お腹が減ってくると、私は自分の体の「元気」を確認することができる。すると、「ああ、体は元気なんだ」と安心して、勇気付けられる。どうにかなる、と思える。逆に、私にとって、食欲がわかない、という状態は最悪の時だ。そんな時は、無理にでも食べて、自分を勇気付けようとする。少しでも、その時の食事の喜びを探して、自分を勇気付けるようにしている。
食べる、と言えば、私は食べさせることも好きだ。だから、よく友人に料理を振舞うことある。台所で悪戦苦闘しながら、料理を作る私に気を遣ってくれる友人もいるけれど、私は相手の「おいしい」と言う言葉に向けて、まっすぐに進んでいる時、とてもわくわくしている。「おいしいねぇ」と言われたら、本当に嬉しい。みんながみんな、私みたいに食事のことを考えているとは思わないけれど、私の作った食事が彼らに精気を与えてくれたら、どんなに良いだろう。私は、そう思っている。



2003年05月17日(土)
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