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斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
by オクノ総研
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■ザック・ワイルド レルポール完成!
注文しておいたEMGのピックアップセットが届いた。
EMGへの換装はピックアップだけではなく、ギターの電気系統の全てを交換する必要がある。
フロント用にEMG-85、リア用にEMG-81。
ザック・ワイルドと同じ構成である。
改造の元ギターは先週、新品で買ったばかりのレスポール・カスタム。
ギブソンのカスタムショップ製。
早速、ギターの改造に入る。
EMGは電池が必要なアクティブタイプのピックアップであり、一般的なエレキギターのパッシブタイプのピックアップとは構造が異なる。
購入してから一週間しかたっていないギブソンレスポールの電気系統を総とっかえ。
カスタムショップ製の新品のギターの電気系統をエイヤっ、と全てバラす。
ニッパーで配線をぶちぶちと切っていく。
ああ、何て罪深い。
パッシブからアクティブへの交換なので、ボリュームやトーンコントロールなどのポットやコンデンサなども専用のものに交換する必要がある。
いいのかなあ・・・、と思いつつ新品のレスポール・カスタムからパーツをはずす。
ギターの改造は、学生時代にはよくやっていた。
中学生の頃から、ギターは買ったら即、改造するもの、であった。
安いギターしか買えなかったので、改造してチューンアップするのが当然だった。
中学生の頃、生まれて初めて買ったエレキギターも購入後、1週間でバラバラにした憶えがある。
ギターをバラすのは久しぶり。
電気系統の総とっかえなので、ハンダづけが必要である。
ガキの頃は、市販品のエフェクターを買うお金がなく、自作していたので、回路図をみながらのハンダ付けもよくやっていた。
でも、今は、ハンダ付けなんてやる機会はまずない。
コンピュータはいじるけど、アナログな電気回路をいじることなどない。
高校生の頃以来のハンダ付け。
英文の回路図を見ながらギターの回路を配線していく。
結構面倒。
意外に配線がややこしい。
狭い場所にハンダ付けしなくてはならない。
ハンダ付けは久しぶりなので、おたおたしながらハンダで配線を繋いでいく。
音が出なかったらどうしよう・・・。
ちゃんと音が出るのかなあ・・・。
ギターをバラして、電気系統を全て外し、新たな電気系統の配線を行う。
EMGのピックアップ本体は、コネクターに挿すだけなのだけれど、電気系統はハンダ付け。
2時間ほどかかって、仮組み完了。
思っていたよりも作業に時間がかかった。
ちゃんと音が出るかどうかわからないので、まずは仮組み。
見た目。
カコイイ!
ゴージャスさがちょっと嫌味だったレスポールカスタムが精悍な感じになった。
弦を張る。
ザックワイルド仕様への改造なので、ザック・ワイルドと同じくテールピースの逆から回す変則的な弦の張り方をしてみる。
何の効果があるのか良くわからないけれど、ザック・ワイルドがそうしているんだから、僕も逆に張るのだ。
恐る恐る仮組みのギターをマーシャルに繋ぐ。
ちゃんと音が出るか?
いい加減なハンダ付けがうまくいっているか?
配線忘れはないか?
とりあえず仮組み状態でテスト。
ジャキーン!ザグザグ!ゴリゴリ!
音デター!
問題なし。
ノイズもなし。
音色がどうこう言っている余裕はない。
音が出ただけでうれしい。
仮組みから本組みへとパーツを組み直す。
あれ?
何か変。
ボリュームやトーンのノブの高さが異様に高いぞ。
ノブの位置が通常よりも数ミリ高い。
格好悪い。
何じゃこりゃ?
レスポール用の専用パーツをオーダーしたはずなのに・・・。
もう一本のレスポールであるスタンダードのバックパネルのネジを外し、構造を比較することにした。
んんん?
スタンダードとカスタムでは、電気系統の構造が異なっている・・・。
スタンダードとカスタムの違いなのか、1959リイシューと1968リイシューの違いか。
よくわからないのだけれど、電気系統の構造が異なっている。
1959リイシューのスタンダードは、鉄板の上にパーツが装着されているのに対し、1968リイシューのカスタムは木に直付け。
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07月18日(月)
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