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斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
by オクノ総研
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■ハイブリッドTV放送に関する整理
法律、規制、行政指導、既得権益の壁は大小さまざまである。
だけど、テクノロジー的な必然性から見れば、「衛星」、「ブロードバンド」、「HDD」の3要素から構成されるハイブリッド放送にならざるを得ない。
このハイブリッド型のTV放送モデルは、現在のTV放送を中心としたメディアの構造をぶち壊す。
でも、いずれこうならざるを得ない。
放送局はハイブリッドTV放送モデルを前提として、長期計画を立てておくべきである。
最終的にはテクノロジー的に見て、最もリーズナブルなモデルに落ち着くはずだ。
だが、ゴールはこのハイブリッド型TV放送モデルであることはわかっていても、トランジションシナリオを描くことは難しい。
これから数年間のうちに、このハイブリッド型TV放送に向かって、様々な試行錯誤がなされるはずだ。
既存の既得権益者からは、すさまじい抵抗が見られるだろう。
これから、TV放送がどのようにしてこのハイブリッド型TV放送モデルに到達いくかに要注目である。
08月04日(月)
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