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脚本家・今井雅子の日記
by いまいまさこ
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■ 『借りぐらしのアリエッティ』の不一致
花金(って言葉は死語だろうか)なので映画に行こうかと誘ったら、二つ返事で乗って来たので、保育園へ迎えに行ったあと、たまと日比谷へ。1も2も大好きなので『トイ・ストーリー3』をと思ったのだけど、日劇では日本語吹き替え版の夜上映はなし。作戦変更してスカラ座で『借りぐらしのアリエッティ』を観ることに。『崖の上のポニョ』は目を見開いて観ていたので、これもと思ったのだけど、食いつきが悪く、なだめるのに苦労する。主人公の年齢が自分と離れたことで感情移入し辛かったのか、現実世界と空想世界を自由に行き来する子どもには「人間世界と小人世界のギャップ」が大人ほどは新鮮ではないのか。
『マイマイ新子と千年の魔法』は今でも「面白かったね、また観たいね」と語り合える母娘の宝物になったのに、アリエッティは3歳児には早すぎたのか、残念。
アリエッティ、わたしはポニョよりも大好き。大仕掛けな事件はなく、作ろうとすればいくらでもあざとく作れるのに、あえて淡々とした物語。だけど、それゆえ、何でもないことが借りぐらしの小人にとっては存在を脅かされる大事件になることが際立つ。角砂糖ひとつ、ティッシュ一枚を借りることが冒険になる。小人の「借り」は人間の「狩り」のごとくスリリングで生活がかかっている。
待ち針、ピアス、粘着テープ……見慣れたものが、小人の世界では、別なものになる。視点を変え、サイズ感が変わると、世界の見え方が一変する。その面白さに、最後までドキドキを味わった。
東京都現代美術館で開催中(10/3まで)の『借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展』は大盛況とのこと。アニメーションの世界が三次元のセットになって出現という。映画を観たら、ますます行きたくなった。
今日のtwitterより(下から上に時間が流れます)
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ドラマ始まりましたね。勉強になりそう。RT @tchisaka 「日本人の知らない日本語2」にも載っていました。 RT 7/16付読売「素破抜く」の「素破」は〈侍同士が戦っていた戦国時代のスパイを表す言葉〉とある。新明解を引くと〈「すっぱ」は忍者の意〉。すっぱとスパイ…似ている。
posted at 23:53:09
親子で『借りぐらしのアリエッティ』へ。あざとく作らず敢えて淡い物語に。色が豊かで美しい。とくにグリーン。小人目線のディテールが新鮮。粘着テープやピアスの使い方に生きる知恵あり。『ポニョ』『マイマイ新子』に大喜びしたたまは、なぜか食いつかず。それにしても日比谷スカラ座は立派な劇場。
posted at 23:51:33
【たま語】膝に強引に頭をのっけてきて、たまちゃん枕〜とおどけるパパをはらいのけ、「たまちゃんは、ヒトです!」。
posted at 23:40:59
日本語と外国語の他人の空似を見つけると嬉しくなります。インドネシア語のマカナン(食べる/食べもの)、イタリア語のタベルナ(食堂)とか。RT @murasaki_asano @masakoimai 感謝です。たしかに、「素破」はスパイ感、ありますねー。
posted at 23:39:40
【たま語】お風呂上がりにピンクのタオルを頭に巻いて「ピンクあかずきん!ピンクあかずきん!」。
posted at 17:59:18
保育園で男の子がやらされる役は1.赤ちゃん 2.犬 3.お父さん(ほとんどセリフなし)RT @taeko1014 息子達もよく飼い犬になって繋がれてました RT【たま語】「はい、こんどはワンワンになって」。四つん這いになって床を這うリオ君。首にはリードがつながれ、すっかり飼い犬
posted at 16:33:10
面白い発見!&シロクマ食べたし!RT @yuki_k1969 ワロタ(^m^) RT @Base_Ball_Bear_ 逆から読むと『シマウマ黒し』!!違う動物が現れて、しかも、不条理(笑) RT @fumi1978 しろくま うまし! http://bit.ly/bImH5T
posted at 16:26:19
用語解説の欄だったので、あえて漢字を使ったのかも。わたしもこれまで漢字を見た記憶はなかったですが「素破」はスパイ感が出てます。RT @murasaki_asano 「読売新聞」では、原則的に「すっぱ抜く」と表記します。改定新版『読売新聞用字用語の手引』中央公論新社刊を見る限りは
posted at 16:20:13
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07月23日(金)
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