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Kenの日記
by Ken
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■足摺岬日帰り
民宿久百百を起点として足摺岬先端にある「第38番金剛福寺」往復にトライしました。行程は40Km。時速4Kmで計算すると10時間歩き続けることになります。久百百を6時30分に出発しました。宿のご主人が昼食用の「おむすび等」を準備してくれました。足摺岬方面には食事が出来る店が殆どないので非情に在り難い心配りです。
もう一度同じ道を通って同じ場所に帰って来なくてはならないので、遠くに行けば行くほど戻る帰りの行程が厳しくなるので非情に疲れる歩きの旅でした。こういう歩行計画の設定は好ましくないことが分かりました。途中の窪津という漁港では朝水揚げされた「かじき・さわら等」の魚が市場に並べられているところを見ることができました。豊かな海に囲まれている高知なならではの光景だと思いました。
足摺岬は海岸線にそって県道27号線が走っています。足摺岬への遍路道はこの県道を通ることが多いのですが、遍路地図には記載されていないような古い遍路道がかなりあるようです。足摺岬の海岸線に沿って海岸近くを迂回しているのは県道で、岬をショートカットするように海岸線から離れて標高の高い場所の登っておりるものの距離的には短いくなっていのが遍路道です。どちらを通るのかは遍路の選択となります。
しかし一般的に古い遍路道が「蜘蛛の巣」がすごいし、倒木が道を塞いでいるとか草が茂っているとか整備されてません。これまで通過してきた旧遍路道に比べても大変荒れているという印象が強かったです。第38番金剛福寺正面のレストランの方の話によると、これまで遍路道を整備されていたお爺さんが昨年怪我をしてしまって遍路道を整備できない状況になっているのだそうです。昨年の台風で遍路道は大きな被害がでたようですが、足摺岬の遍路道は台風通過後の状態そのままとなっているようです。
昨日二人しかいなかった「民宿久百百」は連休初日の今日は満員となりました。有名な「女将さん」が復帰するまで忙しい時には近所の方が応援に来てくれるようです。
09月19日(土)
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