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Kenの日記
by Ken
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■会社の池のカルガモが産卵、しかし・・・
昨日の朝、会社の池の浮島に作られているカルガモ産卵用の巣にカルガモの卵がありました。卵は5つぐらい見えるのですが、卵が見えるということは親が卵を抱いていないからなのです。池には4羽のカルガモが泳いでいるのですが、この4匹には卵を抱く様子が感じられません。そして池の外に2羽のカルガモがいました。この二羽が池に降りて浮島に近づこうとすると、前から居る4羽のカルガモが攻撃して追い払っていました。

私の推測は2羽のカルガモが卵の親達で、こちらのカップルが4羽のカルガモの留守の空きに卵を産んだというものです。しかし卵を温めようと浮島に近づくと4羽のカルガモに追い返されてしまうという構図になっているのです。4羽は団結していて外の二羽の池に降りようものなら泣き声を発して追い掛け回すのです。暖めるべき親の居ない無防備な卵は孵化が難しいでしょうし、カラス・ヘビなどの格好の餌になってしまいます。

昨年は数羽の雛が孵化しましたが結局一羽も育つことが出来ませんでした。多分カラス・へび・猫に襲われたのだと思います。卵を孵化させても多くの敵がいるというのに、孵化する前から同じカルガモが苛めている様子は非常に悲しいものがあります。弱い動物は団結し敵から子供たちを守ることができれば子孫が繁栄すると思うのですが、実際には「縄張り争い」の方が優先してしまいます。今年もカルガモの卵・雛には厳しい現実が待ち構えているようです。
04月17日(金)
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