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Kenの日記
by Ken
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■大相撲隆盛
大相撲3月場所は非常に盛り上がっているようです。看板力士の横綱「白鳳」がどんどん記録に挑戦して非常に引き締まった姿勢を見せているので全体に緊張感があると思います。白鳳の横綱の自覚・稽古量はすごいのでしょうが、白鳳を止められない横綱・大関陣は一層の奮起が必要でしょう。

白鳳は先場所の行事軍配に対する批判とか最近発言が少し気になるところがあります。大記録挑戦で神経質になっているとの報道もありましたが、相撲界の潜在的な問題(外国人力士に対する待遇)に対する警鐘である可能性は否定できません。モンゴル出身力士にとっては年寄名跡取得条件に「日本国籍者」があることには抵抗感があると思います。過去「曙」「朝青竜」等外国人力士が相撲界から不自然な形で去って行きました。白鳳の相撲界への貢献を考えれば「一代年寄」の権利が与えられのは当然だとは思いますが、その上の相撲協会となると話は別でしょう。しかし貴乃花の次を担える日本人力士はいるのでしょうか。

モンゴル出身の若手が相変わらず元気です。白鳳・日馬富士・鶴竜の後には「逸ノ城」「照ノ富士」が続くことでしょう。この二人は共に白鳳の父親から柔道を習っていて、その師匠に進められて日本の相撲界にやってきたのだそうです。日本へやってきた飛行機も同じ便であったそうです。

二人とも非常に恵まれた身体を持っています。今場所東関脇に昇進した照ノ富士(1991年生まれ)は、モンゴルウランバートル市出身、伊勢ヶ濱部屋、身長191cm、体重180Kg。西関脇から落ちて西前頭筆頭の位置の逸ノ城(1993年生まれ)はモンゴルアルハンガイ県バットツェンゲル郡出身、湊部屋所属、身長192cm、体重202Kg。身体の小さい「遠藤」が早々に怪我をして休場したことに比べると非常に安定感のある相撲を取っています。
03月13日(金)
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