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Kenの日記
by Ken
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■「氷水かぶり」流行
氷水かぶり(アイス・バケツ・チャレンジ)が急激に広まっているようです。今日車でさいたま市内の旧中山道を通っていると運動靴店の店先で「小売水」を浴びていました。何人かがその模様を画像を取っていたので直ぐにもネットにその情報がアップされることでしょう。こんな身近な所にまで流行が及んでいるのかとビックリしました。ネット情報によると、この「アイス・バケツ・チャレンジ」のルールは以下のようになっているようです。(Wikipedia)


@「アイス・バケツ・チャレンジ」に指名される。

A「氷水」をかぶるか、または100ドルをALS(筋萎縮性側索硬化症)協会に寄付するか、あるいはその両方を行うかのいずれかを24時間以内に選択する。

B「アイス・バケツ・チャレンジ」を受諾すると、

C バケツに入った「氷水」を頭からかぶり、このチャレンジを次に受けてもらいたい人物を2人から3人程度指名する。(氏名の方法は詳細にはわかりません)

D「氷水かぶり」の模様を撮影した動画をネットの交流サイトで公開する。


この「アイス・バケツ・チェレンジ」によって「ALS協会」への寄付は非常に増えているとのことで、緊急の寄付獲得の方法としては成功した施策だと思います。

しかし私にはこうした流行が素晴らしいことだとは思えません。確かにインターネットの媒体としてのパワーはすごい物があり多くの人達から寄付を得ることが出来ますが、寄付行為は本来自発的にするものであり指名されてするものではないし、寄付をしない場合に「氷水をかぶる」という「罰」を受ける筋合いのものではないと思います。また「寄付」を売名行為に近い形で世間に知らしめることも「筋が良くない」と思います。古いかも知れませんが「上善如水」が表す善行は「アイス・バケツ・チャレンジ」とは大分違うと思います。


「アイス・バケツ・チャレンジ」とは趣旨が違いますが「プロ野球優勝のピールかけ」も放映される映像を見ていて気持ちの良い物ではありません。本来「飲む物」を無駄に消費してしまうことは非常に勿体ないことです。こちらこそプールでの「水かけ」に変更して差額を寄付すれば良いと思います。
08月24日(日)
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