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Kenの日記
by Ken
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■日本の水泳男子の活躍
オーストラリアのゴールドコースト(南半球は冬ですが)で行われていた水泳競技会で日本男子水泳選手の活躍が目立っています。注目すべきは「自由形」の競技でアメリカ・オーストラリアに対等なレースを出来ていることです。しかも自由形の800メートルリレーで銀メダルを獲得するなど自由形の選手層が厚くなったきました。
さらに個人メドレーで優勝した「萩野公介」のような万能選手も現れました。これまでの日本選手はどちらかというと、北島康介選手のような「種目のスペシャリスト」が主流だった思いますが、これまでいなかった違ったタイプの選手が現れたことは注目に値します。小さい頃からの練習も大変なものがあったとは思いますが、最近の若い人達の体格の優れていることも「強さ」を支えていると思います。
日本人男子について言うと「水泳競技」「体操競技」がこれまでの競技の歴史を見てもピークの時代を迎えているのではないかと思われます。これに対して、「柔道」とか「サッカー」とか期待される割に活躍できない競技もあります。このような「競技」毎の区々な状況は選手だけの問題ではないように思えます。
各競技団体の指導者層の考え方とか、コーチの優劣とか、海外との切磋琢磨の機会とか色々な要素が絡んでいると思います。「名選手が必ずしも名指導者にあらず」で選手時代の栄光だけで若い選手を強くできるとは思えません。体操と水泳で成果が上がっているのですから、他の競技団体も強い競技団体の育成方法を研究する必要がありそうです。
08月25日(月)
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