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Kenの日記
by Ken
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■エボラ出血熱のワクチン
西アフリカ(リベリア、ギニア、シィエラレオネ、ナイジェリア)ではエボラ出血熱による死亡者が1000人を超えたとのことです(今年2月の最初の確認から)。これら国々では感染者の隔離治療が十分に行われていないようなので感染はまだまだ拡大しそうです。そんな中で日本も含めて各地からエボラ出血熱対抗のワクチンの開発の情報が出てきました。今のところ以下のような状況です。
日本の富士フィルムのインフルエンザ薬「ファビピラビル」はエボラ出血熱のウイルスに効果があるとのこと。(アメリカの会社と組んでアメリカ疾病予防センタの試験に入っているとのこと)
アメリカのマップ・バオオファーマシューティカルの「ZMapp」という薬が患者に投与された。
(二人のアメリカ人医師に効果があった模様。しかし薬を投与されたスペイン人宣教師は亡くなった)
カナダのテクミラ・ファーマシューティカルは抗エボラ出血熱ウイルス「TKMエボラ」を開発中とのこと。
アメリカのプロフェクタス・バイオサイエンスもエボラ出血熱ウイルスワクチンを開発中とのこと。
イギリスのGSK(グラクソ・スミスクライン)はエボラ出血熱ワクチンの動物実験を終了とのこと。
中国はエボラ出血熱ウイルスの研究を以前から続けていて、抗体DNAの解析を終了し検査キット作成間近。
(ワクチン開発にも急いで取り組む模様)
今こそ世界の英知を結集してワクチンの開発に当たって欲しいと思います。そして次には世界中の支援の輪を広げて感染者が拡大している西アフリカへの援助に当たって欲しいと思います。特に日本は東日本大震災で世界中から支援を受けた経験から今回は先頭を走ってほしいと思います。
08月12日(火)
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