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Kenの日記
by Ken
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■サッカーワールドカップベスト8決定
ブラジルワールドカップの「ベスト8」が出揃いました。ヨーロッパがドイツ・フランス・オランダ・ベルギーの4か国、南米がブラジル、アルゼンチン、コロンビアの3か国、北米・中米カリブ海がコスタリカの1か国です。

決勝トーナメント一回戦はどの組み合わせも大接戦で、どちらのチームがかってもおかしくない試合だったと思います。優勝候補のドイツもブラジル・アルゼンチンも非常に苦しみました。海外でプレーする機会が増えて強豪国の力が非常に均衡してきているのだと思います。そんな中で私が注目していたアルゼンチンの「アンヘル・ディ・マリア」が一回戦で決勝ゴールをあげました。

ベスト8のヨーロッパ4国を含め各国チームは非常に守備力が高いです。敵チームの有力選手を徹底的にマークし、複数人数をかけてボーるを奪いに行き、ボールを奪うや否や素早いカウンター攻撃を仕掛けます。こうした機動力サッカーでは体力が十分ある前半にはなかなか得点が入りません。そして選手交代も含めて後半が進むに従って疲労が溜まって集中力が途切れ、一瞬の守備の乱れによって勝敗が決することになります。もちろんお互いに最後まで完璧に守備が守り抜けば「PK」で試合を決することとなります。多分これからPK試合が増えることでしょう。

このような消耗戦の場合に局面を打開できるエースの存在は大きいです。スイスとの試合のようにアルゼンチンのメッシは体力消耗を極力抑えて後半になって相手が疲労する時間を待ちます。そして一瞬の隙きを見逃さずに勝負に出るのです。今回は「デ・マリア」が勝利を決める得点して気持ちが乗ってきました。アルゼンチンの対戦国は徹底的に「メッシ」をマークすることは分かり切ったことですので、「デ・マリア」の調子が上がってきたことは非常に注目されます。

「UEFAチャンピオンズリーグ」の決勝戦でアトレチコの固い守備網を果敢に抜け出したのデ・マリアでした。エースのロナウドが徹底的にマークされる中でチャンスを作り出したのが「デ・マリア」だったのです。チャンピオンリーグに続くビックタイトルを手に入れることが出来るかどうか。期待したいものです。

07月02日(水)
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