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Kenの日記
by Ken
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■イタリア漬けの強羅旅行
箱根の強羅に旅行にきています。2週間くらい前に会社の保養所を予約しておきました。ずっと晴れの天気が続いたのに、土曜日・日曜日。月曜日は関東一帯は雨模様です。選んだように旅行に向かい天気にあたりました。30数年前に旅行したときの確か雨でした。私達夫婦が箱根に旅行する日は見事な富士山は拝めないようです。

今回の旅行の事前に決めた目的地は「箱根ガラスの森美術館」と保養所の「強羅風の音」です。その他の予定は天気との相談で現地で決めることにしました。「ガラスの森美術館」は「展示品」への興味より館内のレストランで行われている「カンツォーネの演奏」でした。数年前の品川区音楽祭でイタリア人演奏家・歌手の「カンツォーネ」を聞いてカンツォーネのファンになったのですが、その時のイタリア人音楽家の「エンツォさん」「サルバトーレさん」がガラスの森美術館のレストランで演奏しているということを知り何時か行ってみようとおもっていたのです。そして「強羅風の音」は晩御飯にイタリア料理を出してくれることで有名でしたのでイタリアムードにどっぷり浸ろうと考えました。

ガラスの森美術館に直接行くために行きは小田急バスを使うことにしました。新宿を8時30分に出発いたバスはガラスの森美術館に11時前に到着しました。早速美術館に入るとレストランのカンツォーネとは別にイタリアのバイオリニストの「アルベルト・デ・メイス」がアコーディオン走者とドュオを組んで美術館内で演奏することになってるではありませんか。バイオリンの演奏技術に加えて聴衆を楽しませてくれる雰囲気タップリの「アルベルト」さんの演奏を再び聞くことができるというのは偶然とは言え大変幸運なことでした。雨の箱根の「恨めしさ」も吹き飛んでしまいました。

結局イタリア音楽に関しては、1時からの「サルバトーレ・マニエッリさん」「オスカー・モレリーニ」さんのカンツオーネと「アルベルトさん」と「セバスティアーノ・ゾルザさん」のアコーディオンドュオを11時30分からと14時30からの2回聞きました。サルバトーレさんはボーカルではなく電子ピアノでの出演でした。(ボーカルを聞いてみたかったのですが)

演奏曲目(レストラン、サルバトーレさん、オスカーさん)
〇帰れソレントへ
〇サンタルチア
〇フニクリ・フニクラ
〇ケセラ

演奏曲目(美術館、アルベルトさん、セバステアーノさん)
〇剣の舞
〇フニクリ・フニクラ
〇サンタルチア
〇チキータ
〇黒い瞳
〇チコ・チコ
〇熊蜂の飛行(セバスティアーノさん)

「ガラスの森美術館」はベネチアガラスの工芸品を収集・陳列している美術館ですが、その展示に加えて「生のイタリア音楽」を提供している非常に貴重な場所だと思います。多分イタリア人歌手が常にカンツオーネを歌っている場所としては日本唯一ではないでしょうか。レストランでの毎日の定期演奏に加えて、季節ごとに色々な演奏家を招いて美術館内でコンサート開催されます。今年の春は今回の「アルベルトさんのドュオ」ですが夏・秋には別の音楽家が招聘されるようです。美術愛好家に加え音楽愛好家にとっても貴重な美術館だと思います。レストランnメニューはパスタ料理が中心ですが、それに加えて「薪窯」焼きの本格的ナポリピザでも始めるともっと雰囲気が出るだろうと思いました。
04月20日(日)
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