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Kenの日記
by Ken
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■首都圏大雪で交通大混乱
昨日13日の亡母の納骨は比較的天候に恵まれました。寺本堂での読経の際に足が冷えて辛かったとか、墓石の蓋が凍っていて開けるのにかなり苦労したとかありましたが、それでも順調に執り行われたと言えます。その日の午後の「お別れ会」も無事に済ませ、翌日の今日長野県から埼玉へ帰る予定としていたのですが、起きてみると須坂市の自宅は案の定「雪景色」でした。
前回の昨年12月に打ち合せのために須坂に帰省した時も、さいたまの自宅に戻る朝は大雪に見舞われたのでした。同じ「雪」でも前回12月24日の雪と1月14日の雪とでは気象状況が全く違っていました。前回は典型的な冬型の天気で日本海側が大雪で関東地方は冬晴れの天候だったのですが、今回は太平洋側(関東平野南部)の低気圧が発達し関東南部を中心に冷たい雪を降らせたのでした。
その結果道路の状況はどうなったかというと、長野県から関東に向かう「長野道、関越」「中央高速」の関東寄りの区間が殆ど通行不能となってしまったのです。更に「北関東自動車道、東北道」も閉鎖されたので、この日長野県から首都圏に向かう高速道路は全く使えない状態となってしまいました。
こうなると長野県須坂から埼玉に帰るための経路を様々な面から検討し、ベストとは言わないまでもベターな経路を探し出さなくてはなりませんでした。こういう場面で「カーナビ」は本当に役立ちました。
まず長野県と首都圏の境界にある峻厳な山々をどう通過するか。これには国道18号線の軽井沢バイパス(坂道がくねっている)と関越道に迂回して関越トンネルを抜ける方法がありました。雪の状況を勘案し国道18号はあきらめ、長野から上越・長岡を迂回して関越で関東平野にでることにしました。
この道は比較的空いていましたが殆どの区間でチェーン規制が出されていて、前回の帰省時に購入したおいたゴムのタイヤチェーンを装着せざるを得ませんでした。更に悪いことに関越トンネルでは、入口で取り外して雪の無いトンネル内はノーマルタイヤで走行し、トンネル出口で再装着するという面倒なことまで経験しました。
今回、関越の不通区間の直前の高崎インターで高速をおり、埼玉までの自宅まで一般道を走ったのですが、この区間で最も苦労したと言えます。というのも首都圏に向かう非常に多くの高速を降りた車が、この区間に集中するだろうと予想できたからです。この区間、関越の他には国道17号線、国道17号線バイパス、旧中仙道が走っているのです。
予想通りカーナビの情報では「17号バイパス道路」が尤も混雑したようです。様々な経路から流れ込んだ車はバイパス道路を埋め尽くしてしまった感じです。私達も埼玉の少しの区間バイパスに入りましたが、殆ど動かない状況が続いたので引き返して旧道を走りました。
旧道は駅前やら繁華街を通っていますが、3連休最後の夜の9時過ぎには殆ど交通が無くなっていました。速度制限があり道が狭いのですが旧道を通ったことで比較的順調に走れました。埼玉南部では国道17号、中仙道から離れて一旦「川越」方面に迂回しました。これも正解だったと思います。川越方面は道が整備されている割に背後は埼玉の山岳地帯であるために全体の交通量は少ないのです。さいたま市に入っても17号(本道、バイパス)を敢えて通らずに細い抜け道を通りました。これが正解だったと思います。
今回は奇妙なことに高崎では道に雪などない状況であったものの、南に進むほどに積雪は多くなっていきました。既に高崎でタイヤチェーンは外していましたが、埼玉自宅近くの道には雪が積もっていてかなり慎重な運転を要求されました。とにかく13時間かけて漸く自宅に戻りました。(同道:妻、娘)
01月14日(月)
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