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Kenの日記
by Ken
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■WAOA清水のコンサート
今日はWAOF(World Amateur Orchestra Festival in Sizuoka)のコンサートでした。会場は静岡市清水区の清水駅近くの「マリナート」の大ホール。1時30分開演に間に合うようにさいたまの家を車で出たのですが、昼食をあわてて済ませてぎりぎり一曲目の開始に間に合いました。

プログラム(8月19日 午後1時30分開演)
ユースオケ(比較的年長) ベートーベン作曲 レオノーレ序曲第3番
ユースオケ(比較的年少) エルガー作曲 減額のためのセレナードホ短調
社会人オケ(A)     ラヴェル作曲 ラ・ヴァルス 
               ラヴェル作曲 ボレロ
社会人オケ(B)     マーラー作曲 交響曲第二番「復活」
              (合唱:マリナート祝祭合唱団)

この日はユースオケコンサートに出演するシャロム君とコンサートを聞くジニー先生ドュッシ−先生の3人を成田のホテルまで送り届けることが私の役目です。最後の「復活」が終了するのは午後5時過ぎの予定であり、その後に清水から成田に走るとホテル到着は深夜になってしまいます。もし少し東京見物をするのなら、演奏会を全部聞かずに早めに出発する必要があります。結局、社会人オケ(A)のボレロまで聴いて清水を出発することにしました。

私はユースオケの2曲とラ・ヴァルスを会場で聞きましたが、レオノーレは指揮者の心地良いテンポに乗って随所で若々しい音楽を聞かせてくれました。エルガーはイギリス音楽の雰囲気を出す事が難しいと想像していましたが、やはりそこまでの練り上げにはなっていなかったのが残念でした。若い演奏家には向かない選曲だったと思います。ラ・ヴァルスはさすがに大人のオケなので、メリハリの利いた華やかな演奏になったと思います。短期間で仕上げるために仕方がないのでしょうが、アマチュアの課題として「演奏者自信・シンパのファン」の満足感だけではなく、一般聴衆にどれくらい感動を与えるかと言う観点にたった時、曲の完成度をどのように高めていくのかが課題だと思います。

社会人オケ(A)の演奏終了後、清水駅前のヴィスタホテルで3人と待ち合わせて成田に出発しました。お盆は過ぎていますが帰省客・行楽客の首都圏Uターンとぶつかって東名の上り線はかなり混雑していました。3時30分過ぎには清水を出ましたが、結局東京の夕食場所の浅草のインド料理店には7時30分過ぎに到着しました。この浅草のインド料理店は「アリ・シディーク」といって浅草ビューホテルの斜め向かいにあります。なぜここに決めたかというと、まず店の直ぐ横が駐車場となっていて車で行くに便利なこと。さらに少し歩くと浅草寺の本堂があり、短時間の浅草見物に便利だったからです。

インド・スリランカからの3人のゲストは店内のマサラの匂いでハッピーになったようで、メニューで自分の欲しい食べ物を自ら選ぶました。これはインド料理以外のレストランでは考えられないことです。日本最後の夜に少しは自分達の食べたい物をたべることができたと思っています。このインド料理店で以前にムンバイ領事館に勤務されていてBCOでパーカッションを担当していた「Hさん」が合流しました。「Hさん」はBCOのジニー先生等と旧交を温められました。

浅草の浅草寺を短時間で散策した後、成田空港近くの彼等の今夜のホテルに向かいました。私達が成田から自宅に戻ったのは夜中12時を過ぎていました。これは首都高都心環状線でルートを間違え、悪いことにその先で事故渋滞に巻き込まれてしまったからでした。(この遅れによってNHKBSプレミアウで放送されたザルツブルグ音楽際のラ・ボエームの冒頭部分の録画することができませんでした。)
08月19日(日)
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