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Kenの日記
by Ken
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■パソコン修理
イタリア旅行前からパソコン(IBMX40)の画面の調子がおかしかったのですが、帰国直後から電源を入れると「画面真っ白」の状態となってしまいました。別のモニターをつないでパソコンに貯めておいた旅行写真をサーバに取り込みました。X40を別モニターで使うのは面倒だし、昔の富士通パソコンはスピードが遅くていらいらするので何か良い方法がないか考えていました。
そこで「安くて便利なパソコンがないかどうか情報を仕入れる、X40の修理部材が売っていないか」ということで妻のガイドに頼って秋葉原に行ってみました。まず秋葉淀橋で新品パソコンをチェックしました。小型のパソコンは確かに各社豊富に出していますが、現在の「X40」に匹敵するような機種となると、パソコン全体の値段は下がっているとは言え高い。10万円以上出さないと一定水準以上のパソコンは手に入らないことが判明しました。こちらの要望の「持ち運びも便利」「自宅の卓上で使ってもある程度性能発揮」「物理的耐久性に加えてある程度の期間は陳腐化しない」という贅沢なものですから。
新品購入は保留にして次に「X40」の修理部材を探すことにしました。目指す物は「液晶モニター用のフレキシブルケーブル」(ケーブル付きの液晶でも可)、キーボードでした。妻御用達の「若松IBM」コーナーにもX40はありません。X60なら結構な数中古製品は売っているのですが。そこで別の中古パソコン街を何件か見て回ることにしました。
フレキシブルケーブルだけならインターネットで購入できましが、「画面真っ白」の原因はケーブルだと断定することができないので色々悩むところです。結局何件目の中古屋で売っていた貴重な「X41」を買って部材を利用することにしました。それはBIOSパスワードがかかっているもので部材を利用する以外に利用価値がなく値段は3500円程度でした。
大急ぎで家に帰って妻に「X41」の分解・部材取替えをやってもらいました。妻はIBMノートの分解方法をネットで調べていて非常に手際よく部材を取り出します。続いて「X40」の分解です。こちらは最近妻が既に2回分解・組み立てをしているので慣れたものでした。私は妻の横で助手役です。「X40」のキーボードと液晶(ケーブル込み)をX41から外した部材に取り替えてみると「X40」は見事に蘇りました。液晶画面は薄汚れていた「X41」の画面を奇麗に掃除してみると前の画面よりもずっと奇麗です。キーパッドの感触が少し変わりましたが、むしろ今度の方がメリハリが利いていて使い易いです。バッテリーも予備として使えそうなのでおお助かり。大変お得な修理となりました。
今回買った「X40」はBIOSパスワードがかかっている為に、中古品としては部品を利活用する方法しかありません。IBMのノートのように頑丈に作られているものはできるだけ再利用したほうが良いのに、それができないのが残念です。秋葉原の中古品店には中古パソコンが山ほど売られています。新品が売れないとメーカが儲からないのは分かりますが、長く使う、使えるものは再利用することにももう少し力を入れるべきだと思いました。
04月07日(土)
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