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Kenの日記
by Ken
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■「孫文」関連の中国人・日本人
今年春から以下の本が出版されました。

1.「孫文を支えた横浜華僑 温炳臣・恵臣兄弟」(小笠原健三)(3月)

2.「孫文の辛亥革命を助けた日本人」(文庫版)(保坂正康)(8月)

3.「革命をプロデュースした日本人」(小阪文乃)(11月)

2011年は「辛亥革命」100周年記念の年です。「孫文」を改めて見直す時期に来ていることなのでしょう。特に3.の「革命をプロデュースした日本人」はこれまで本人の遺志もあってあえて封印されてきた「梅屋庄吉」をテーマにした本であり非常に興味深い内容となっています。

私は勝手に中国の近代の重大な出来事に「30年周期説」があると考えています。

1919年(五・四運動:中国革命において基本的な方向性が決定)
1949年(中華人民共和国成立)
1979年(中国の改革開放政策開始)(1978〜1979)
2009年(北京オリンピック、上海万博。先進国へ)

この90年間で中国は古い清朝の封建時代から先進国の仲間入りを果たしました。その設計図はまさしく「孫文」によって描かれていたと言えるのです。今年夏に封切られた映画「孫文−100年先を見た男」も同じような考えに基づくものだと思います。

孫文の「三民主義」は今読んでもちっとも色褪せていません。また神戸で行われた「亜細亜主義」の思想は、今でも我々日本人は真剣に考えなければならない立ち位置を問うものです。日本はこの100年間、体外的には随分と遠回りあるいは間違った道を進んできたように思えます。一方中国はと言うと、孫文の示した方向に向かって、時間をかけて一歩一歩進んできたような感じです。

100年前に「孫文」と一部の日本人があるいは日本に住んでいた華僑の方々
非常に固い友情に結ばれて、中国革命を戦ったことは歴史上の事実であり、日本人の誇りでもあると思います。残念ながら「孫文」と共に戦ったには「日本政府」とは距離を置く人々でありました。日本の指導者は別の道を選んだのでした。

さて、これからはどのような道があるのでしょうか。
11月17日(火)
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