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Kenの日記
by Ken
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■ベルリンの壁崩壊から20年
20年前1989年11月9日、ベルリンの壁が崩壊して戦後の冷戦構造が終わりを告げました。テレビで記念番組が放送され新聞でも特別な記事が掲載されました。ベルリンノブランデンブルク門では記念式典が行われ、旧ソ連のゴルバチャフ書記長が招待され式典に参加しました。

確かにベルリンの壁崩壊・旧ソ連支配の終焉それ自体は時代の流れであったとは言え、物凄い出来事であったことは確かでしょう。ゴルバチョフ書記長がソ連書記長の系譜の中で、非常に「まとも」で人道主義者であり、歴史に残る人物であったことは事実だと思います。そのゴルバチョフ氏もエリティン、レーガンとの関係で、傑出した指導者という印象が薄れてしまったことは残念です。

NHKの特別番組では、冷戦終結後のアメリカのテロとの戦い、昨年来の不良住宅ローン問題に端を発した世界的な金融危機、更には地球温暖化・CO2排出に伴う環境問題を取り上げ、冷戦終結後の非常に難しい問題に触れ、市場至上主義の限界を指摘していました。

これらの問題は確かに非常に難しい問題なのですが、しかし、冷戦終結が無ければどうなっていたのか、更に多くの人命が奪われていたのではないか、もっと多くの自由のない子供達が残されていたのではないかと思われます。ゴルバチョフを始めとして、東側の指導者達は西の市場経済に大きな期待を抱いていたのでしょうが、実は市場経済はそれほど「気の利いたもの」ではなかったのです。放っておくと、悪い面ばかりでてきてしまうような状態だったのでしょう。

やはり、人間にとって「自由そのもの」が大切であるというより、「自由という生活環境の中」で、如何に有意義な生活をおくるのかということが大切なのでしょう。市場経済で言うならば「自由」は「金」と言い換える事もできます。
11月09日(月)
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