ID:85567
Kenの日記
by Ken
[99204hit]

■大連のことなど
今週日曜から中国の大連に出張した同僚達が昨日帰国して、お土産をタップリもって今日出社しました。現在日本でやっている仕事の一部を大連の関連会社にアウトソースするプロジェクトが進んでいるのです。大連は中国国内でも日本語が話せる人口が多く日本の仕事を引き受けることに非常に積極的です。

昨年暮れの「北京旅行」以来、中国の清朝後期あたりの歴史にのめりこんでいて、今は清朝最後の皇帝「溥儀」の自伝「我が半生」を読んでいます。この本は「溥儀」が解放後の中国で書いた本なので、それなりに時代背景を理解して解釈しないとなりませんが、非常に興味深い本です。

「溥儀」が北京を脱出して、天津滞在後に満州に向かうのですが、その途中で大連の「ヤマトホテル」に宿泊したことが書かれていました。「ヤマトホテル」は満鉄が経営した高級ホテルで、今もその建物が大連市の中心に残っています。今も「大連飯店」と名を変えてホテルを営んでいるようです。今日出張した人達に聞いてみましたが立派な建物だそうです。チャンスがあったら一回泊まってみたいホテルです。

南満州鉄道の幹線は「大連ー奉天(瀋陽)ー新京(長春)ーハルピン」を結ぶ700Kmを超える鉄道でした。大連の先の旅順は満州国の海の玄関でした。「清王朝」に関する本を読んでいくと、どうしても「満州国」について考えなくてはならなくなります。非常に複雑な話になって行きそうです。

かなり前に亡くなった私の父は大戦中に「満州」で兵役に就いていました。今思えばもっと話を聞いておけば良かったと思います。酒に酔った時など「ポロっと」思い出話をしていた記憶があります。しかし良く考えて見ると詳しい話を聞きだせたとはとても思えません。父は戦争の事となると詳しい話はしたがりませんでした。それほど苦しい、思い出したくない経験だったのだろうと想像されます。今となっては文献を頼りに想像するしかないのでしょうね。
03月05日(木)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る