ID:83698
日刊・知的ぐうたら生活
by schazzie
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■アムトラックで行くボストン一日観光
<第七日目>
4:30 起床
6:10 ホテル出発→ペンシルバニア駅
7:55 ニューヨーク発(アムトラック)
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約4時間(ニューヨーク州→コネチカット州→マサチューセッツ州→コネチカット州→ロングアイランド州→マサチューセッツ州)
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11:55 ボストン着
12:30 昼食(クインシー・マーケット)
14:00 市内観光(茶会事件の船、ビーコンヒル、マサチューセッツ工科大学、ハーバード大学、サウスステーション付近)
18:00 ボストン発(アムトラック)
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約4時間
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22:00 ニューヨーク着
24:00 夕食(アイリッシュ・パブ)
早朝から、アムトラックでボストンへ。暑くて乱雑なニューヨークを離れられるのが嬉しい。お化けの出そうなというか、ダニに噛まれそうなホテルを早々に出れるのも嬉しい。こんな早朝に、普段なら朝ごはんなど食べられそうにないのだが、昨夜あまり食べていなかったのと、ニューオーリンズで朝食をたっぷりとる生活になっていたので、ホテルのロビーにあるコーヒースタンドで、ツナサンドとコーヒーの朝食を食べる。
ボストンまでは延々と列車に揺られていくだけだが、飛行機と違って、どうしても嫌なら次の駅で降りられるという安心感がある。けれども、物珍しさもあって、朝早いにも関わらず、アムトラックでも眠れない私。お腹が空いたような気がするとか、喉が渇いたとか言って、早速売店に出かけた。結局アイスティーだけ買って、となりの食堂車(大陸を横断するような長距離列車ではないので、実際には食堂車ではない)に座って、ちびちび飲んでいた。
車窓からの眺めは、特筆すべきこともない。ビルが少なくなって、緑が多くなってくるだけのこと。でも、海が見えてくる頃になると、ニューヨークとは全く違った趣。途中のキングストンからは、マーサズ・ヴィニャード(Martha's Vineyard)に行けるのだと知って、ちょっとわくわく。あの有名なマーサズ・ビニャード(不勉強な翻訳家は「マーサのぶどう園」と訳してしまう)は、このあたりなのかと。きっときれいな所なんだろうなと、容易に想像できる。
さて、いざボストンに着いてみると、なんとニューヨークよりも暑い!しかも湿気もある。間違いなくフェーン現象による暑さなのだろう。向こうのガイドも、こんなに暑いことはありませんとのこと。ボストンは北海道くらいの緯度だから、普通なら、真夏でも25度くらいらしい。なのに今日の気温は、軽く35度は超えているだろう。暑い!
ともあれ、バスに乗り換えてクインシー・マーケットまで行き、とりあえずお昼。何を食べても自由なのだが、ガイドさんにクーポン券をもらって、案内された店で食べることにした。クラムチャウダーとロブスター・サンドのセットで$15はお安い。それに、生カキとボストンの地ビール、サミュエル・アダムスを追加。南部のDIXIEもおいしかったが、ここのサミュエル・アダムスもおいしい。
ホットソースをふりかけて食べるケイジャン料理もいいが、「クラムチャウダー&ロブスター・サンド」って、私には最高の組み合わせ。何が好きって、ハマグリにロブスターよ!カキも好きだけど、この場合、カキはおまけの存在。サンフランシスコで、惜しくもシュリンプ・サンドを食べ損ねた恨みを晴らす!みたいな勢いで、たっぷり堪能した。ああ、おいしい〜!もっと食べたかった、ロブスター!というわけで、私はきっと、サンフランシスコ(フィッシャーマンズ・ワーフに限るが)とボストンだったら住めるな、なんて。冬になったら耐えられないかもしれないけど。
いきなり食べ物のことにいってしまったが、昼食後に市内観光。ボストンは落ち着いたかわいらしい街。古めかしいという形容もあてはまるが、ニューオーリンズにしてもボストンにしても、建築基準が厳しいので、街全体がとてもまとまった感じがする。ボストンなら、何もせずにぶらぶらしていても楽しそうだ。なんとなく知的で芸術的な雰囲気もあるし。
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06月13日(月)
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