ID:83698
日刊・知的ぐうたら生活
by schazzie
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■ニューヨーク自由行動
<第八日目>

10:30 起床
12:00 昼食(吉野家)
13:00 買い物(ヤンキース・ショップ、バーンズ&ノーブル、紀伊国屋)
16:00 地下鉄でSOHOへ
17:00 地下鉄でサウスフェリーへ(バッテリー・パーク)
19:00 買い物(メイシーズ)
20:30 ホテルに戻る
21:00 夕食(マクドナルド)


昨日のボストン行きは朝も早かったし、帰りも遅かったし、何といってもこの旅行中、一番の暑さだったので、疲れ果てた。そのため、終日自由行動の今日は、ゆっくり起床。ホテルにはあまりいたくないが、疲れには勝てない。

しかしこのホテル、「Do Not Disturb」の札さえ置いてない。しょうがないので、ノートを破いて手書きで書いたものを出しておいたら、ちゃんとしたものに取り変えられていた。あるなら、ちゃんと置いといてよ!そんなわけだから、当然お目当てのボールペンも置いてない。それじゃはるばる海外まで来た甲斐がないってのよ。

さて、今日の目的は、買い物と自由の女神を見ること。アポロ13号が行きたいと言っていた、42stのヤンキース・ショップを目指すが、その近くに吉野家があるという情報を仕入れていたので、今日は和食にしようと、馴染みの(?)吉野家にて昼食。

日本では今や吉野家の牛丼はめったに食べられなくなってしまったが、サラリーマンの友である牛丼も、アメリカのビーフ・ボウルとなると、やっぱり違う。お肉もちょっとパサパサで、つゆも少ない。ちなみに「つゆだくで」ってのは、どう言うんだろうな。

ところで、私は新製品だと言うシュリンプ・ボウルというのを食べたのだが、エビとブロッコリー、カリフラワー、ニンジンなどの野菜(よく冷凍でミックスされて売っているようなもの)を茹でて、ご飯にのせてあるだけ。味がない。仕方がないので、おしょうゆをもらって、ドバドバかける。それでもまずい。こんなものを商品として出そうなんて、その考え自体が疑問。

日本の吉野家本社は、こんなものを出すことを認めているんだろうか?と憤る。しかし、ここはニューヨーク。体に悪いとなれば、タバコも認めず、塩分も認めずという、変に極端な場所だから、最初の日にガイドに聞いたとおりである。タバコや塩分はともあれ、じゃあ、脂肪や糖分は体にいいんですか?と聞きたくなる。山のようなフライや巨大なコカ・コーラを平らげておきながら、タバコや塩分は体に悪いなんて、意味ないんじゃないの?と思う。とにかく、吉野家で牛丼以外のものを食べるほうが悪いってことなんだろう。無料の紅しょうがだけは、たっぷり食べてきた。

続いて、ヤンキース・ショップに行く。ここでおみやげを買い込む。しかし、全く同じボールペンでも、NASAのショップより$1は高い。Tシャツでも何でも、すべて高め。でもまあ、ニューヨークと言えば、野球ファンにはヤンキースかメッツ。近場でボストン・レッドソックス(スティーヴン・キングが大ファン)というのもあるが、レッドソックスものは現地ボストンで買った。ちなみに、メッツのショップはなくなっていた。

メッツ・ショップを探しているときに、トイレに行きたくなってしまった(体調不良時期なのでトイレが近いのだ)。ところが、本屋にもホテルにもない。地下鉄の駅にもない。図書館はどう?と思ったが、IDカードがないと入れないらしい(パスポートでもいいらしいが)。普通のビルも、社員証か何かのIDカードがないと入れない。困ったところで、公園の清掃員に尋ね、やっと公園内にトイレを見つける。まったく、トイレひとつでこうも苦労するとは、暮らしにくい街である。

その後、私の目的地バーンズ&ノーブルに行く。ニューヨーク・シティ・オペラの人に聞いておいたところによれば、ニューヨークで一番大きい本屋だという(え?)。ニューオーリンズのビクターさんには、ユニオン・スクエア付近のストランド(作家がよく朗読をしている)を勧められたが、そこまでは行けなかった。


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06月14日(火)
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