ID:83698
日刊・知的ぐうたら生活
by schazzie
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■ニューオリンズ→ニューヨーク
<第六日目>

6:00 起床・朝食(バーボン・カフェ)
8:00 ホテル出発
10:20 ニューオーリンズ発
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正味2時間半くらい(時差1時間)
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14:17 ニューヨーク(ニューアーク空港)着
16:00 ホテル着
18:00 エンパイア・ステートビル(展望台&スカイライド)


いよいよニューオーリンズとはお別れである。ホテルの朝食(グリッツ)も食べ修め。結局、朝食は他の店には行かなかったので、バーボン・カフェのグリッツしか食べていないことになる。残念。せめてブレナンズくらいには行ってみたかった。

融通が利かないとむかついていたラマダ・ホテルも、今にして思えばとても便利な立地条件で、ちょっと疲れるとホテルに帰って一休みできるという非常にコンビニエントなホテルであった。サービスも特に不足はなく、かといって過剰でもなく、夜中もうるさいというのを除けば、プールサイドでタバコを吸うのもおつなものだと思えるまでになっていた。毎日疲れていたので、騒音もさほど気にならずに熟睡できたし。

オプショナル・ツアーのガイドをしてくれた、まゆみさんとビクターさんともお別れだ。空港での別れ際に、昨日セントルイス大聖堂で買った、マリア様のカードをプレゼントした。まゆみさんは、実はジャズ・ミュージシャンである。実家は新宿だとか。だったら、ぜひとも新宿のジャズフェスティバルに来てくださいと言って、お別れした。

ニューヨークまでの飛行機で、隣に座っていたラテン系の男の子がペーパーバックを読んでいたので、またまた気になって、何を読んでいるのか探ってみたところ、トム・クランシーの本だった。なるほどね。

ニューアーク空港は、ニューヨークに3つある空港の中でも、一番遠い(ミッドタウンを基準にして)。旅行社のガイドが迎えに来てくれたが、ニューオーリンズに比べたら、車の数が異常に多い。しかも、ニューオーリンズより暑いってどういうこと?数日前までは涼しかったとのことだが、ハリケーンくずれの熱帯性低気圧によるフェーン現象かも。

それにしても、ニューヨークは何という街だろう!たぶん、初めてのアメリカがニューヨークであったら、きっとエキサイティングだ!と思えたのだろうが、日本でもビルの谷間に住んでいる私でも、あの人の多さ、道路の汚さ、車の多さには閉口した。新宿が閑静な住宅街に思えるほど。それに、とにかく暑い。ニューオーリンズはまだ緑が多いので、暑くても救われる気がしたが、ニューヨークは、どこにも逃げ場がない。この暑さは計算外だったのだが。

そして、ペンシルバニア・ホテル。これがすぐにも逃げ出したくなるような、古くて汚いホテルだった。しかし、ボストンに行くときの集合場所(早朝)がここなので、自らここを選んでしまったのだから、誰にも文句は言えない。早く日本に帰りたい!こんなところ嫌だ!と心の中で叫んでいたのだが、口に出したところで仕方がない。疲れてはいるのだが、こんなホテルにいるのは真っ平ごめんという感じで、エンパイア・ステートビルを目指したのだった。

はっきり言って、エンパイア・ステートビルは、ちょっと離れたところから眺めるものだ。中は展望台まで長蛇の列。それでもまだ少ないほうだったのかも。空気も汚いから、高いところから眺めても、景色がぼんやりとしている。新宿あたりもそうだけど、けして美しい眺めではない。一面のビル、ビル、ビルである。たまたま昼間ということもあって、暑いし、人は多いし、とても感激するどころではない。

ところで、上に行くまえに写真を撮られ、降りてきたところで、$15で買わせられるのだが、どこでも同じようなことをやっているんだなと。実は、ニューオーリンズでナッチェス号に乗ったときに、それを買わせられたのだ。そちらは$20だったが、まだ船に乗っていないのに、いつの間にか外輪の前と船内と、ナッチェス号をバックにした写真が4カットできあがっており、その手際のよさに、思わず買ってしまった。でも、今度はだまされないぞ!


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06月12日(日)
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