ID:83698
日刊・知的ぐうたら生活
by schazzie
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■ニューオーリンズ&ニューヨーク10日間の旅
●写真も含めた旅行記は、また別に作る予定です。


<第一日目>

東京発→ヒューストン→ニューオーリンズ

11:42 成田エクスプレス
12:52 成田着
14:00 チェックイン
15:35 成田発
 ‖
11時間(機内食3回)
 ‖
13:35(現地時間) ヒューストン着
15:35 ヒューストン発
16:50 ニューオーリンズ着


出発前に頼んでおいたサングラスを受け取りに行き、そのまま新宿駅へ。最初からバタバタ。今回旅行を決める前に、ヒューストンにはぜひ行きたい!と思っていたので、乗り継ぎがヒューストンで、とても嬉しい。

ところで、今度から指紋と顔写真を撮るから早めに行ってくださいと言われていたが、それをしたのはアメリカに入国するとき。つまりヒューストンでやったわけで、成田に早めに行っても意味がなかったことになる。

この旅行で何が楽しみって、ヒューストンに行くことを楽しみにしていたので、外には出られないものの、空港内でNASAグッズを買い漁った。ちなみにここはテキサス。カウボーイは?と周囲を見回したが、それらしき人物は一人もいなかった。テキサスにはカウボーイがあふれていると思ったのは幻想か?ともあれ、空港には全然いなかったので残念。今年の10月には、ヒューストンでコーマック・マッカーシー協会の集まりがあるのだが、まさかそれに出席できるとも思えないので、テキサスのカウボーイに会う機会は、当分の間ないだろう。

さて飛行機を国内線に乗り換え、1時間ほどでニューオーリンズに到着。ヤマグチ・トラベルのまゆみさんとビクターさんに出迎えられる。ハワイなんかだと団体で待っていたりするのだが、ここではどうやら私たちだけだ。この後、各種オプショナルツアーも、プランテーションツアーを除いて、ずっと私たちだけだった。専用の車&通訳&ガイドつきといった感じで、非常に良かった。二人ともとても親切で、見知らぬ土地での不安もなく、有難かった。ヤマグチ・トラベルお薦めです。

【余談】:ヒューストンからの飛行機で隣の席に座った、ブロンドの逆毛を立てたドリー・パートンのような女性がペーパーバックを読んでいたのだが、何を読んでいるのかな?と探ってみたところ、ジュード・デヴローだった。なるほど、似合ってる。てことは、私が読んでるノーラ・ロバーツの 『Midnight Bayou』 も「似合ってる」と思われるんだろうか?と心配になる。ノーラとは相性が良くないのだが、これはたまたまニューオーリンズを舞台にした小説なので、持ってきただけなんだけど。

機内から見下ろしたニューオーリンズの風景は、まさに湿地帯の中にあるといった感じ。空港に降り立つと、湿った熱気がからみつく。やっぱり暑い。でも数日前まではそうでもなかったらしい。急に暑くなったとのこと。

ホテルはフレンチクォーター内バーボンストリートのラマダプラザ・イン・オン・バーボン(以降ラマダホテルとする)だったが、禁煙の部屋しか取れず、意気消沈。20時間くらいタバコを我慢していたので、これにはいたく失望した。吸えるのは、プールのある中庭と街中だけらしい。まゆみさんが、「5泊もするのだから」とがんばってくれたのだが、フロントのベトナム人のような女性が無表情に頑として受け付けず、どうにもならなかった。日本人だからって、差別してるのか?といきなり被害妄想に襲われる。

さらに、部屋はニューオーリンズで最も賑やかなバーボン・ストリートに面しており、噂どおりの騒音(のちに、ここでさえも天国と思えるようになるのだが)。ともあれ、ジュリー・スミスの本に「ニューオーリンズの水を飲んではいけない」と書いてあったので、ミネラル・ウォーターなどの雑貨を買いに出かける。

買い物をしがてら、街を散歩。通りは、ビールと葉巻と生ごみが混じったような匂い。立ち並ぶ土産店には、マルディグラ・ビーズや仮面、Tシャツ、ホットソースなどが溢れている。フレンチ・クォーターは狭いので、プリザベーション・ホールやパット・オブライエンズなどの有名店がすぐに見つかった。


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06月07日(火)
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