ID:83698
日刊・知的ぐうたら生活
by schazzie
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■アラブとイスラエル(7)
<7>パレスチナ紛争(両大戦間期)
◆アラブ・イスラエル紛争史観
・アラブ(イスラエルの存在否認)派
・イスラエル(イスラエルの存在是認)派
・日本で出版された関係図書(圧倒的にアラブ派)著者の系譜
@イスラム研究者
A新聞社中東特派員
B左派系民間人
◆アラブ・シオニスト並行活動期(第一次大戦期まで)
◆アラブ・シオニスト和解・統合の可能性
@1908年:青年トルコ党革命
A1913年:パリでのアラブ会議
B1914年後半:反トルコ的立場で、アラブ側リーダーの一部がユダヤ人に接近
C1917年末:バルフォア宣言
D1919年1月3日:ファイサル、ワイズマン協定合意
E1925年:ベリット・シャローム設立
F1942年:イフード(統一団結)の誕生
◆アラブ・イスラエル(シオニスト)紛争の時代区分
第一期(1920年〜1947年、イギリス帝国内の問題、30年代半ばからアラブ諸国介入)
第二期(1947年〜1950年代半ば、国連対応期)
第三期(1950年代半ば〜1980年代、米ソ対立期)
第四期(1990年代以降、アメリカの一極支配期)
◆紛争第一期
※今日から、アラブとイスラエルの紛争の問題に入った。近藤先生は、上記の基準から言えば(イスラエルを認めるという意味で)、イスラエル派だそうだ。私だって、イスラエルという国があるんだから、と認めているわけだから、イスラエル派になるのかな?<あまり深く考えていない。(^^;
さて、今日は授業の後に懇親会があった。お茶とサンドイッチという真面目な(?)会だったが、日時、場所を決めるのも先生、予約を取るのも先生、代金を集めて支払いをするのも先生というわけで、これまでそうした経験がなかったので、非常にびっくりした。しかも、とうに70歳も越えている先生なので、普通なら何もせずにふんぞり返っていてもいいはずだが、まめに世話してくださるので、有難いやら、申し訳ないやら。
文学のクラスと語学のクラスもまるで雰囲気が違ったが、政治学のクラスは、また一段と違いが激しい。それぞれのクラスが、全然違う人種のように感じる。興味の対象が違えば、話の内容も違うのは当然だが、歴史や政治に疎い私は、ただ寡黙になるのみ。先生には、いつも小学生のような質問ばかりしているのだが、こんな私を馬鹿にせず、ちゃんと答えてくださるのも有難い。あとで、あんな質問をするはずじゃなかったと赤面する羽目に陥るのだが。
帰り際、先生から「アメリカには気をつけていってらっしゃい」と声をかけていただき、とても恐縮した。ちなみに、近藤先生の専門分野はイギリス。後期は、イギリスの政治についての講義があるらしい。早くも、後期の授業も取ると決めている人が多い。
〓〓〓 BOOK
◆読了した本
『アメリカ南部―大国の内なる異郷』/ジェームス・M. バーダマン (著), James M. Vardaman (原著), 森本 豊富 (翻訳)
新書: 249 p ; サイズ(cm): 18
出版社: 講談社 ; ISBN: 4061492535 ; (1995/06)
出版社/著者からの内容紹介
「古き良き」大農園文化(プランテーション)。一方に、過酷な生活から花開いた黒人文学や音楽。合衆国史を重層的に彩り、今なおアメリカの深奥に生きる「南部(ディクシー)」世界。
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06月06日(月)
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