ID:83698
日刊・知的ぐうたら生活
by schazzie
[355531hit]

■アムトラックで行くボストン一日観光
それというのも、市内観光の目玉でもある、マサチューセッツ工科大学と、ハーバード大学があるせいだ。世界屈指の大学の学生たちが、ちゃんと勉強できるようにというために、この街が守られているといっても過言ではないかもしれない。

M.I.T.のほうは、ざっと眺めただけだったが、ハーバードのほうは、結構詳細に見学し、大学の生協にも行った。文房具に目がない私は、ハーバードと書かれたグッズを買いまくり。至福の時を過ごしたのだった。とはいえ、私たちのようなツアー客が来るのだから、生協もすっかりお土産屋さんという感じではある。

ハーバードとM.I.T.はケンブリッジという町にあるのだが、その町並みがまた素敵。ここに住んでみたいなあと思えるようなところ。かなり坂が多いのだが、坂のある町並みというのは、どこも雰囲気があるものだ。ハーバード付近になると、当然のことながら本屋さんなども多く、本好きの血が騒いだが、個人行動はできないので、涙をのんで眺めるだけにとどまった。

1日だけでなく、長期間滞在すれば、もっと面白いことがありそうだが(なにしろ食べ物は満足なので)、残念ながら夕方には再びアムトラックでニューヨークへ。ニューヨークなしのボストン滞在にすればよかったと後悔。(泣

とはいえ、百聞は一見にしかず。実際に行ってみなけりゃわからないわけで、ニューヨークだって実際に行ったからこそ、私には合わないとわかったわけだし。

というわけで、夜の10時にニューヨークに到着。とりあえずホテルで一服。ボストンで列車に乗る前に、駅でガンボスープ(ちっちゃなカップ)を買い(まだまだ南部に未練がある)、車内で食べたのだが、夕食は食べていない。ちゃんとしたレストランなどに行く気は毛頭ないので、どうしようかと考えた末、ホテルの横(酒屋の隣)にあるアイリッシュ・パブに行くことにした。

ニューヨークにはアイルランドからの移民も多いので、アイリッシュ・パブなら食べ物もおいしいだろうとの予想。アイリッシュ・パブといえば、もちろんフィッシュ&チップス。ところが、揚げてある衣が全然違う。アメリカン・ドッグのあれである。ハワイで見た天ぷらもこの衣だった。アメリカ人はパン粉というものを知らないのだろうか?それに、普通なら塩と酢をかけて食べるのだが、酢ではなくてレモンが1個分くらいついてきた。まあ、それはそれで、こういうものだろうと思って食べれば、特にまずいというわけではなかったが。

それと、ハラペーニョ・ポッパーズというものを頼んだ。これは、ハラペーニョにクリームチーズを詰めて揚げてあるもの。ピリ辛。ケチャップにつけて食べる。こちらは結構おいしかった。これにサミュエル・アダムスを2本ずつ。でも、どれもこれも揚げ物なので、いい加減飽きた。ニューオーリンズでもそうだったが、アメリカ人は禁煙だ、減塩だとうるさいが、油の量はどうなのよ?と思う。あの揚げ物の山ったら!やっぱりどこか基準がおかしいのねと思う。

ちなみに、アメリカには感じのいいウェイトレスなんかいないんじゃないかと思うほど、どこでもサービスが悪いのだが、ここのアイリッシュ・パブのウェイトレスは、かわいくていい感じだった。それと、ニューオーリンズのガンボ・ショップのウェイトレスも良かった。アメリカにいる間に、いい感じだなと思ったのは、この二人くらいのもの。個人的に友だちになりたいと思える二人だ。

今日は朝も早かったし、とんでもなく暑かったので、疲れ果てて、ホテルの汚さ、わびしさにもめげず、熟睡。しかし、いつの間にかダニにたっぷりと足を咬まれていたのだった。

※16700歩

06月13日(月)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る