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日刊・知的ぐうたら生活
by schazzie
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■ニューオーリンズ終日自由行動
そろそろお昼に食べたピザも消化した頃なので、一路カフェ・デュ・モンドへ。もうこれはニューオーリンズに行ったらお約束でしょってくらいに有名なカフェだが、飲み物は何種類かあるものの、食べるものはあの「ベニエ」しかない。四角いドーナツである。しかも粉砂糖がたっぷりかかっている。それとチコリ・コーヒーのカフェオレを注文したのだが、甘そうだなあ・・・と思ったものの、揚げたてなので、モチモチとしておいしい。カフェオレもおいしい。おいしいけど甘いので1個しか食べられない。残念!

カフェ・デュ・モンドを出たところで、黒人のミュージシャンがサックスを吹いていた。写真を撮ってもいいかと尋ねると、快くOKしてくれたが、日本から来たと言うと、いきなり「スキヤキ・ソング」を演奏し始めたので、思わず苦笑。これもサザン・ホスピタリティなんだろうとは思ったが、ニューオーリンズで「上を向いて歩こう」を聞くとは!

その後、郵便局でポストカードを出したりしながら、またぶらぶら歩いてホテルまで戻る。プールサイドで一服。とにかくプールサイドへ直行というのは、何も言わなくても、今や暗黙の了解。ほっと一息。ニューオーリンズの日の出もきれいだが、夕方の倦怠感みたいなものもいい感じではある。庭に植えてある植物に撒かれている水に涼しさを感じる。

ちなみに観光客の多いフレンチ・クオーターでは、場所によって夜は車は通行禁止となる。明け方になり、人っ子一人いなくなると、ゴミの収集車と道路清掃の車のみ通行可能になり、音楽の騒音がやんだと思うと、そういった車の働く音が響いてくる。

さて今日の夕食は、アクメ・オイスター・バーの斜め前にあるフェリックスズ・シーフードにて。ここもアクメと同じようなメニュー。まずは生カキを半ダース。カキの上にほうれん草とホワイトソースをのせて焼いたオイスター・ロックフェラーを1ダース。それからカメのスープにケイジャン・サンプラー・セット(クロウフィッシュ・エトゥフェ、ジャンバラヤ、レッドビーンズ&ライス)、そしてDIXIEビール。

アポロ13号は、アクメよりこちらのカキのほうがおいしいと言う。というのも、カクテルソースを自分好みに自由に作れるからだろう。カキそのものは、それほど差があるわけではないと思う。でも、クロウフィッシュ・エトゥフェは、ガンボ・ショップのほうがおいしい。ガンボ・ショップに行列ができるのも、なるほど納得だなという感じ。

いかにも人のよさそうな黒人のおじさんのウェイターがいい味出していたのだが、私たちのテーブルは、他の人の担当になってしまった。それでもアクメのウェイトレスよりは数倍良かったが。何と言っても、ここはタバコが吸えるのが良かった。リラックスして食事することができた。

そこからの帰り、バーボン・ストリート沿いのストリップ劇場のバルコニーから、マルディグラ・ビーズを投げている光景にぶつかる。そして、運良く私もビーズをもらうことができた。ビーズそのものは土産店でみているのだが、実際に投げてもらうと、これがマルディグラ・ビーズか!と感激する。


※15025歩

06月09日(木)
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