ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■レッツお嬢様聖水。
インターネッツで仕入れた情報によると、
「お嬢様聖水」
なるエナジードリンクが東京メトロの売店で先行発売!という。

こんな感じのものらしい。らしいっていうか買った後撮った画像だけど。
「お嬢様聖水」という絶妙なギリギリのネーミング。いやらしい気持ちのエロ客を獲得することも出来るし、卑猥である、という指摘を受けてたとしても、何を言ってるんですかそんなつもりで名付けたわけではありません、そんな受け止め方をするなんてあなたドエロですね、と逃げ切ることも出来る。
実際、発売元である三重県の「リバランド」という会社は、ライブドアニュース「話題沸騰の『お嬢様聖水』。男性からの問い合わせ殺到に販売元も困惑」にてこう答えている。
「おかげさまで『お嬢様聖水』も多くの方からお問い合わせとご注文を頂いております。ただ、そのほとんどが男性のお客様からなのはこちらとしては若干当惑しております。『お嬢様聖水』自体は私どもが創業以来8年間培ってきた『お嬢様酵素』などのお嬢様シリーズの最新作として、女性のために身体が求める117種類の自然の恵みを凝縮して作られたもので、いわば『お嬢様酵素』のエナジードリンク版といえるものなのです。そのため、“現代の女性にとって聖水のような存在たれ”ということで、私がネーミング致しました。そのため、インターネットで話題になっているのは存じ上げておりますが、ありがたい反面、少々当惑しているのもまた事実です」
http://news.livedoor.com/article/detail/9966706/
うそつけ。しかしそういうネタには全力で乗っかってみよう、というのが僕の気持ちである。仕事帰り、半蔵門線渋谷駅にて途中下車しホームの売店に寄ってみた。

すると、飲み物のケースの中に、広告は貼ってあるものの実物がない…なんと売り切れであった。みんなエロ過ぎだろ!と自分を棚に上げつつ駅の階段を駆け上がった。渋谷にはもうひとつ東京メトロの売店があるのだ!
地下鉄なのに地上3階にある銀座線の改札近くにその売店はあった。そして店内を覗いてみると…

おお、大きい広告発見。そして在庫もあるではないか!というわけで2本購入。売店のおばちゃんに渡すと
「420円です…」
無表情で袋に入れてくれた。いい年こいてこんなもん買ってんじゃねーよ…とか思われてるのかなーとじっと眺めていたら、
「地方からたくさんの人が買いに来てるんですよ」
急にニヤリと笑って話しかけてくるではないか!
「ほー!そうなんですか!」
「東京メトロでしか売ってないでしょ?地方から来た人がわざわざ寄ってってくれるんですよ」
「はー。そりゃまた物好きな」
「みんなコレに乗せるんでしょ」
おばちゃんはそう言ってスマホをタップする仕草を見せた。
「う、僕も同類ですよ」
みんなRTとかふぁぼられたくてネタを集めているのさ。地方から来たということを知っている、ということはこのオバチャン余程このようにお客さんに声を掛けているのか。それとも地方からの客が
「わざわざ来たんすよ!」
と興奮しているのか。それは定かではない。
そんなわけで買った「お嬢様聖水」。
早速グラスに注いでみる。黄金色に泡立っている。お嬢様は糖尿なのだろうか。飲んでみると…オロナミンCのようであるがもっと甘さと匂いがキツイ。やはり糖尿かってオイ。
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04月08日(水)
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