ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■沖縄日記。
家族で沖縄に行って来た。
まずどこかに行きたい、という話があって、それぞれの希望をまとめてみると
嫁→きれいな海を見たい
娘・R(10才)→泳ぎたい
息子・タク(8才)→泳ぎたい。釣りをしたい。
ということになり、期間や予算と相談した結果、沖縄本島ほぼ中央部の海で遊ぶことになったのだ。
ちなみに僕の希望は言わなかった。本当は那覇近辺のどエロエリアあたりにロマンを感じていたがもちろんそんなことは言えず、また、僕は城マニアなので首里城あたりにもロマンを感じていたのだが、何しろ日本三大がっかりのひとつであり、歴史に興味ない嫁子供たちには絶対「つまんない」と言われそうなので遠慮しておいた。
まずは飛行機。Rもタクも初めてで僕も嫁も久しぶりでウキウキしていて、わざわざ飛行機に乗らなくても足が浮いてしまうような浮かれっぷりだ。子供たちは
「これなーにー」
機内放送用のイヤホンを目敏く見つけ、すぐさま子供用のチャンネルに繋いで
「あ、ゲラゲラポーの歌だ!」
妖怪ウォッチの歌が流れていたので、ふたりで大合唱。うちの子以外にも歌ってる子がいて、このアニメがすごい人気だということが分かる。50分間の番組が繰り返し流されるので、50分おきにゲラゲラポー、という歌声が聞こえてきた。
昼ごろに沖縄上陸。早速沖縄そばを食べて13:30ごろにホテルに到着し、14:00を待ってチェックインした。余裕を持って到着したのは、インターネッツで事前に調べたところ、このホテルはチェックインにものすごい時間がかかることと、夕食も混むから予約はしておいたほうがいい、ということが書かれていたからである。チェックインしてすぐ
「夕食も今のうちに予約しておいたほうがいいんだぜ」
そう嫁にドヤ顔で仕切りつつホテル内のレストランで予約を入れ、部屋に入った。すぐさま部屋で水着に着替えて泳ぐことにする。何しろRとタクは泳ぎたくてしょうがないのだ。しかしどこで泳ぎたいか、ということになるとRは海がいいし、タクはプールがいいという。タクは海水のしょっぱさが嫌いなのだ。
「明日は天気が悪いみたいだから、晴れているうちに海に行こう。プールは明日だ」
そんな風にタクを説得して第一日目はホテルからすぐの海に向かった。

「あー…キレイだね…」
家族全員で感動。底まで見える青い海。白い砂。東シナ海に面しているためか波が優しい。子供たちはじゃぶじゃぶと入って行き、僕らも追いかける。
「ぬるーい」
海水は温水プールより温度が高いんじゃないかってぐらいぬるかった。さすが沖縄。そしてタクは海のしょっぱさを苦手としていたが
「ここの海はしょっぱさがおいしい」
よくわからんが気に入ったようだ。ラーメンのスープかよ。
地元の人に聞いたところ、地元民は日差しの強い真っ昼間は避け、朝夕に泳ぐという。だから真っ昼間に泳いでいるのは観光客のみということだ。なのでみんな日焼け止め対策を万全にした。日焼け止めをしっかり塗って、僕はずっと野球帽をかぶっていた。
隣にいた家族も
「ほら!しっかり塗る!」
と、お母さんが男の子を怒っていて、男の子は日焼け止めを塗られまくってデーモン小暮みたいになっていた。
夕ご飯の予約時間ギリギリまで泳いで、ホテルに戻ってガツガツと食う。ネットで言われているほどそんなに混んでいなくて、予約とかいらなかったかも、なんて拍子抜けしたり。

ご飯を食べながら夕陽を眺める。
夕ご飯の後はお風呂。どうせ嫁とRの方が時間がかかるだろうということで、僕ら男湯組が部屋のカギを持っていったのだが、タクが
「露天風呂楽しい。水風呂も楽しい。サウナ88℃だって!」
水風呂と他の風呂をぐるぐるループしまくり、出てきた時に待ちくたびれた嫁とRに怒られてしまった。
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07月30日(水)
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