ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■としまえん
ひさしぶりに、子供達を連れてとしまえんに行ってきた。
今年の1月に年間パスを更新したというのに、お金を払っただけで1回も来ていないというていたらく。既に何十回も来ているので、さすがに飽き始めているのだけれども、夏のプールだけは娘・R(10才)も息子・タク(8才)も
「今年のプールはまだなの?待ちきれない!」
というぐらい楽しみにしているので、プールのためだけに更新した、という状況。
「そんなにプール好きなの?」
「うん。流れるプール入りたい」
とのことで。プールに何回か来るぐらいで元が取れてしまうんである。今日来たのも、プールは来週からオープンする、ということなので、未だ作ってなかった今年度のパスを作るためであった。プールが始まると受付も混むからである。
パスを更新してゲートをくぐろうとすると、今日はいろんなイベントが開催されているようで、いくつか臨時に設けられた専用の受付があった。まず、プールを開放してグラビアアイドル撮影会。なんだそれ!子供達がいなかったらそっちに行きたいところだ。
受付に並んでいる人たちの列が壮観だ。僕もアイドルのライブには行くが、グラビアアイドルオタクの風貌は、ただのアイドルオタクのそれよりより研ぎ澄まされた何かを感じた。
皆、めちゃくちゃ肩が凝りそうなごっついカメラを下げており、アイドルオタク+戦場カメラマンのような、いろんな現場を潜り抜けてきた逞しさがあった。
そしてその横ではコスプレイベンの受付。としまえんでは週末になるとコスプレする人達のために場所を開放していて、メリーゴーラウンドの前とかお気に入りの場所でお互いを撮影しあったりしているのだ。
更にはまた別の受付があってそこはどこかの会社の福利厚生イベントらしき団体客…。すなわちグラビアアイドルとコスプレイヤーとグラビアアイドルオタカメラ小僧と団体客と一般客という人種のるつぼと化していたのであった。
すなわち団体客御一行様がBBQ会場でビンゴ大会をやっている横で、イナズマイレブンのコスプレをしたグループが撮影をしていて、そこを戦場カメラマンと宅八郎を足して二で割ったようなグラビアアイドルオタと
「パパ、アイス買ってー」
といううちの子供らが通り過ぎてゆくのである。まだまだとしまえんは潰れないでしょう。
そんなわけで意外ととしまえんが混んでいてアトラクションにも並び客がいたため、先述したように何度も来ていて食傷気味のRとタクは
「並ぶくらいなら乗らない」
と偉そうにしていて、結局楽しんだアトラクションは4つぐらいで、Rには売店で何故か異様に充実していたサンリオグッズを買わされ、タクには隣接したトイザらスでポケモンカードを買わされ、としまえんとは全く関係ないところで満足していたのであった。
「来週はプールに来ようね!流れるプール楽しみ!」
とRが目を輝かせていたので、また来週ここに来なければならないようだ。僕としてはかったるいのだけれども
「先週グラビアアイドルの股間とか胸の谷間を通り過ぎた空気がここに」
とか妄想しながら付き合うことにしよう。
親にとっては疲れるプールである。
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06月22日(日)
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