ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■モスラ(幼虫Ver.)
息子・タク(8才)が、学校の授業の一環でカイコを2匹ウチに持って帰って来た。

ロッテのパイの実の箱の中に、エサである桑の葉と共に入っている。娘・R(10才)もやはりタクの学年の時に同じことをした。Rは一生懸命世話をしていたのに残念ながら成虫になる前に死んでしまったが。

「ほら、懐かしいだろ」

とRにカイコを見せようとすると

「本当は虫キライなの!あの時はがまんしてたの!」

いまさらそんなことを言って近付こうともしない。本当はカイコの画像をUPしようとしたが、Rのように苦手な人もいるだろうし、サラリーマンである僕はカイコという言葉の響きが恐ろしいのでやめることにする。

タク自身は可愛がっているようで早速この2匹にそれぞれ

「花咲けミー」

「ポムポムプリン」

という名前を付けた。いずれもタクが大好きなキャラクターの名前である。

「どっちがミーでどっちがプリンか分かるんか?」

「分かるよ!」

タクには判別できるらしい。

ある日の夜、箱を開けて観察してみると、葉っぱを全然食べていないようである。葉っぱがガビガビになっていて鮮度が落ちてしまったからではないだろうか。ということで

「新しい葉っぱをあげたほうがよくない?採ってこようぜ」

タクのカイコなのに妙に心配してしまう僕。何故だろうか。Rの時は残念だったが、このミーとプリンにはすくすく成長してもらって、東京タワーをへし折り、そしてマユを作ってもらいたい…という希望があるのかもしれない。

さて、桑の木は小学校の校庭にある。しかしタクは

「○○公園にもあるよ」

と主張する。○○公園は小学校より若干近い。なので雨が降っていたが行ってみた。傘を差しながら暗い中、これが桑の木じゃね?違うよ!などと言い合いながら、またはモスラーや、と歌いながらゴソゴソ探索する一家4人。怪し過ぎる。

…で、公園に桑の木はなかった。なんなんだよ!結局学校まで行って採取してきた。最初からそうすれば早かったのだ。

タクはウソを言ったわけではないのだろうけれども、まだ3年生だし、彼の言うことはまだまだ当てにならない。鵜呑みにするとえらい目に合うのであった。

カイコだけにマユつば。なんちて。

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06月11日(水)
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