ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■キッスは目にして。
新しいコンタクトレンズを作るため眼科に行った。

嫁も一緒である。子供たちは家で留守番。というか、息子・タク(8才)の友達がウチに遊びに来ていた。

同じコンタクトレンズ使用者とはいえ、僕はハード派で嫁はソフト派。お互い譲らないところがある。

「ソフトだとでか過ぎて入らないんだよね…」

と以前嫁に言ったことがあった。その時嫁に

「あはは!目が細いからね!」

大爆笑された。日頃嫁の貧乳を馬鹿にしていたツケを思いっきり食らった格好であった。

さて、眼科にはアサイチで行ってみたんだけど既にメチャクチャ混んでいて、やっぱり日曜日ってやってるお医者さん少ないから激混みなんだなああ、と。

嫁も僕もいくつかの検査があり、嫁の方が先に終わってしまった。

「じゃあ帰るねー」

えー、一緒に帰ろうよー、と寂しく思ったのだが、僕はもっと待たされる可能性があるしなー、と嫁を見送った。それは正解で、僕がドクターから診察を受けるまで更に1時間も待たされた。そして診察室に入ると、待ち受けていたドクターに

「緑内障かもしれないので今度検査受けてみてくださいねー」

とものすごいことをサラッと言われてしまった。こんなオチがあったとは…。メチャクチャ凹んでしまってウチに帰った。嫁に

「僕緑内障かもだってー!どうしよう!もう治らないようー!」

と泣きついたら

「まああの先生、大げさで点数稼ぎ的なところもあるから…」

うざったい顔をしながらも慰めてくれた。嫁はそれから

「区長選の投票、行く?」

と聞いてきた。

「それどころじゃない落ち込みだよ…緑内障直してくれる候補がいたら投票するよ…」

「あっそ」

嫁に呆れられた。

コンタクトレンズは在庫切れで何日か後にならないと手に入らないし、嫁に「今夜どうだ」
というアイコンタクトも通じなくて散々でありましとさ。

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04月20日(日)
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