ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■血は水より濃し。
子供達が春休みになったので、栃木の母に会うため栃木の実家に向かった。
母だけじゃなくて埼玉の親戚のおばさん(母の年上のいとこ)からもも「顔を見せてよ」とラブコールがあったので、栃木に向かう途中の浦和で途中下車し、ランチバイキングのお店で会食をすることにした。母も栃木から浦和から出張ってもらうことに。
埼玉のおばさんとおじさん、栃木の母、そして僕と娘・R(10才)と息子・タク(8才)。嫁は残念ながら勤め先がすき家ばりに人手不足でにやばいらしく、忙しくて来れなかった。
おばさんは母が子供のころから可愛がってくれていて、僕も可愛がってもらって、更にRとタクも、ということで80過ぎてもとても元気だ。おじさんとしょっちゅう食べ歩きしているという。
「この子達も大きくなると親なんかに付いてこないだろうからさ、せめて中学あがるまでは毎年会ってよね」
とおばさん。
「ワイン飲むか」
とおじさん。そういえばこのおじさんはいつも法事でベロベロになってるイメージしかない。

バイキングはRとタクのリクエストだったのでふたりとも大喜びで料理をチョイスしてくる。
「カレーおいしい」
タクはカレーを食べていたので
「カレーはバイキングの罠だ!つい食べ過ぎておなか一杯になってしまうんだ。気をつけろ」
カレーライス、麺類、フライドポテト他、バイキングでの炭水化物は罠なのだ、と注意したのだが、Rは
「ポテト大好き」
さっそくフライドポテトをモグモグしてるし、母は
「はいウドン」
頼みもしないのにウドンを僕の分までドカ盛りしてくるし何なのこの炭水化物一家。しかしタクが食べていたカレーが具沢山だったのでちょっとつまみ食いすると
「あ、うまいねこれ…」
僕も取りに行ってしまった。食べたいもの食べるのがバイキングなんだよ!
みんなお腹一杯になった後にまったりと話をしたりして時間となり、店を出て駅まで歩いていると
「パパ、まねき猫だよ」
とあるお店の窓際に招き猫の人形があるのを見つけ、それが気に入ったのか
「まねきねこにゃこ、まねきねこにゃこ、もーっともーっとまねきねこ」
謎の即興ソングを歌いながら駅に着くまでずっと歌っていた。いつの間にかタクも一緒に合唱。
みんなで電車に乗り、途中でおじさんおばさんは降りた。
「また会おうね。約束よ」
「はいよ」
別れ際、ホームでずっと手を振っていたので僕らも窓にへばりつく勢いでお別れの挨拶をした。
バイバイキーング。なんちて。
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03月31日(月)
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