ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■三歩以上の散歩。
雪が積もった日曜日の朝。

「ボク、ポケモンカード買いに行きたいんだ」

なにもこんな日に行かなくてもいいじゃない、と思ったのだが

「前から決めてたんだ」

決心は固く、雨が降ろうが槍が降ろうが雪が降ろうが行くつもりらしい。しかも近くのコンビニとかじゃなくてわざわざ離れたトイザらスに行きたいのだという。そこの方が種類が多いらしい。

そんなわけで電車に乗ってトイザらスへ。

「コレとコレとコレと…」

じっくり物色するタクをせっついて無事購入完了。さあ帰んべ、と店を出ようとしたところ、嫁から電話がかかってきて

「R(10才の娘)とタクの手袋買ってきて」

という指令が飛んできた。毛糸の手袋はあるけれども、水を通さない手袋を買ってこいという。何故かというと、思いっきり雪遊びするためだという。手袋を売ってそうなところはトイザらス付近にはなく、隣駅の街に行かなければならなかった。ひと駅ぶんだけ電車に乗るのもなー、ということで

「雪を見ながら歩いて行くか」

「うん!」

雪がもさもさ残る道をえっちらおっちら歩く。タクは楽しそうだ。

タク
途中、とある商店の前にあったかまくらの中に入ってみたり。


02月12日(水)
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