ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■いざカマクラ。やれカマクラ。それカマクラ。
前回の日記の続き。
雪が積もった日曜日の午後。
息子・タク(8才)の買い物に付き合った後、ウチに帰ると、嫁が
「私、かまくら作りたいんだよね、かまくら」
などとほざいていたので、いざ鎌倉オツカレ、とか適当に流していたらどうやら本気らしく、スコップを抱えて外に出て行った。
僕は僕で雪かきはしなきゃならないなと思っていたので、やはりスコップを振り上げてザクザク雪をすくって僕らが歩く導線を確保する。
嫁は雪をせっせとかき集め、ボタ山のように積み上げていた。本当にかまくらを作る気らしい。僕はとりあえず郵便屋さんとか生協さんが配達しに来ても困らないぐらいに雪かきをし終えたので、なんだか嫁が気になってしまい、
「高さはそれぐらいでいいから、あとはもっと厚みをつけたほうが」
とか、嫁のかまくら作りを手伝ってしまった。ケーキ入刀と子作り以来の共同作業である。そのうち娘・R(10才)と息子・タク(8才)や、近所の子供達も集まってきて超ワクワクしてるし。

で、完成したのがこちら。Rとタクぐらいだったらふたりで入れる程度のかまくらが出来上がった。子供達も集まり、かわりばんこにかまくらの中に入り、
「写真撮ってー!」
と、スマホを僕にぶん投げて来たり。小学生でも高学年になるとスマホ持ってるんである。
「んー、もう暗くなってきてるから、あんま綺麗に撮れないかも」
既に時刻は午後5時になろうとしていて、もう暗闇がどんどん近付いてきていたのだ。すると嫁は、じゃあもうやめようか、と言うどころか
「キャンドル立てたら綺麗かもー!」
とかメルヘンなことを言うので、キャンドルジュンかお前は、とツッコミを入れたのだけれども嫁は聞く耳を持たず、
「あなた、ライターどっかにない?」
ロウソクを用意し、ライターは僕に調達させ、かまくらの中で点灯した。

で、その結果がこちら。モデルはR。
そんなことをやっていたらますます暗くなてしまい、
「じゃあそろそろおしまいにするよ〜」
近所の子供達共々、家の中に入ろうとしたら
「ああああ、洗濯物ウチの中に入れるの忘れてた…」
あまりにも雪だるま作りに熱中し、重要な家事を忘れてしまったようである。ベランダに、はひらひらと無情にはばたいている洗濯物があった。
だからと言って、茶目っ気たっぷりの嫁を責めるつもりはない。いくらでもかまくら作りに励んでもらいたい。僕もかまくらについては手伝うつもりである。近い内、すき家の上にあるお店にも、
ってそれはかまくらじゃなくてキャバクラである。
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02月13日(木)
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