ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■デビルイヤーは地獄耳。
夜10時頃、仕事を終えて電車に乗ろうとしていたら、嫁から電話がかかってきた。
「息子・タク(8才)が耳が痛くて眠れないって泣いている」
とのことで。このところずっと鼻風邪を引いていて、それが耳に来てしまったのか、耳が痛いと言いだして、昼に嫁が耳鼻科に連れて行ったら中耳炎だと診断されたという。
夜間外来の病院に連れて行きたいのだが、娘・R(10才)を置いていけない。だからあとどれくらいで帰れるのか、という電話であった。しかし僕はようやく帰ろうとしていたタイミングだったので、あと1時間はかかってしまう。
「ゴメンそれまで待ってて」
と慌てて電車に乗った。途中の駅をすっ飛ばして欲しいところだがそうもいかぬ…と焦っていたところ、また嫁から電話がきた。夜間診療案内に電話してみたところ、耳鼻科の先生が出てくれて、連れてくる前に
「耳を氷などで冷やして、鎮痛剤があればそれを飲ませて、それでも痛みが止まらないなら来て下さい」
という処置を教えてくれたのだという。幸い娘・R(10才)が以前もらった痛み止めがあったのでそれを飲ませたのだが
「氷がないから買ってきて」
タイミング悪く、冷蔵庫には氷が全くないということだったので、コンビニで買って帰った。
家に着くと、タクは既に寝ていた。
「痛み止めが効いたみたいで…」
枕元には疲れ果てた嫁が。氷で耳をアイシングしてみる。嫁も僕もしばらく起きていたが、痛みで起きてしまうということもなく、
「明日朝イチで耳鼻科連れてこう」
2時過ぎぐらいに僕は寝た。
翌朝、
「もう全然痛くないよー」
タクは拍子抜けするほど元気だった。良かった…と安堵する反面、
「わ、私は昨日眠れなかったのに…」
嫁が恨みごとを言うぐらいタクはケロッとしすぎで、
「いやっほー」
と暴れている。しかし耳鼻科には絶対連れて行くので、準備をさせていたところ、早く着替えろ、歯を磨け、と散々言っているのにもかかわらず、相変わらずふざけているので
「早くしろって言ってるだろ!」
嫁の雷がぶち落ちた。今日に限らず、毎朝毎朝ダラダラしていて学校に遅刻しそうになっていつも嫁からも僕からも叱られているのに、馬耳東風でちっとも直らない。
耳の痛みが治まって何よりだが、親の説教も耳が痛いとすら感じていないようで…。
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01月25日(土)
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