ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■ねえ。
近所の商店街の福引きに行って来た。
抽選券がわりと溜まったので
「やりたいやりたい!」
以前から楽しみにしていた娘・R(10才)と息子・タク(8才)にやらせることに。なんでこんなに楽しみにしているかというと、ポケモンカレンダーが当たるからである。一番下の、参加賞的な扱いなのでほぼ必ずもらえるから子供達もワクワクなのだ。
しかし嫁が
「特賞の温泉旅行、いいなー…」
と言い出すと
「ボクもママと行きたい!」
「3等のホテルバイキングも行きたい!」
だんだん色気を出し始めてきた。しかし2等が何故か吉幾三のコンサートチケットだったため
「いくぞうはやだぞう!当たったらどうしよう!」
2等はイラナイ、とさんざん幾三をDISってしまっていた。可愛そうな幾三…。しかしそれも
「当たってから悩め」
狸の皮算用であり、どうせ赤玉(末等)ばっかだろ…ということで抽選会場に着く。商店街の係のおじさんとお姉さんが受付していた。僕らの順番になってまずタクがガラガラと回す。ふたりとも6回ずつの抽選券を与えた。コロコロコロコロと赤玉が続く中、コロンと銀色の玉が出た。
「んほおおおおおお!」
受付のお姉さんがちょとエロい興奮した声をあげたかと思うと
「おめでとうございます!1等です!」
1等、商品券1万円ぶんをもらってしまった。
「やったー!ボク1等?」
「すごいね、君…」
いちまんえんと聞いて大喜びする庶民家族。テンチョーイチマンエンハイリマース!続いてRが回すと、またいくつかのハズレ赤玉が出た後、水色の玉が出た
「んほおおおおおお!」
またお姉さんのちょっとエロい歓声が上がって
「おめでとうございます!2等です!」
「やったー!姉弟で1等2等だー!」
と喜んだのも束の間、ちょ、待てよ(キムタク風)、2等っていったら…

「吉幾三コンサートペアチケットでーす!」
「え…」
ずーん、と思わず引いてしまった僕達。その空気を悟ってか、
「いやでもね、すごいんですよ、吉幾三のコンサートって!」
必死にIKUZOを盛り上げるお姉さん。いや、あんまりドン引きしても失礼なのでありがたくいただくことにした。栃木の母が好きそうな気がするので行くかどうか聞いてみよっと…。まさか本当に当たって本当に悩むことになるとはなあ…。
よかったこととしては、Rとタクは希望通りポケモンカレンダーをもらえたし、更にふたりともそれぞれ商店街の商品券千円分・5百円分も当てたことである。当てた時は
「ふーん」
と、何をもらったのか理解していないようだったので
「商店街の本屋さんで本買えるよ」
と教えてやったら
「え、ホント!やったー!」
途端にパッと嬉しそうになった。マンガとかポケモンとかなめこの本になってしまうんだろうけど。
しかし吉幾三か…。僕はNegiccoという新潟在住のアイドルが好きなので、ピッタリの曲があるといえばあるんだけれども…。
追いかけて〜雪国〜。
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12月24日(火)
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